まさに本日2日、ブリトニー・スピアーズの27歳の誕生日に合わせ、世界中のファンが待っていた新アルバム『Circus』がリリースとなる。しかし最近、仕事が順調であっても心の中はいまだに虚しいもので満ちていることを、雑誌、TVインタビューで告白しており、体調についても心配な情報も入っている。


MTV制作のドキュメンタリー番組でブリトニーは日々のストレスや憂いを告白し、放送予定は現地時間の11月30日夜であったが、内容は早くから外部に漏れて話題になっていた。彼女はやはり人々が心配していた通り、どん底の中で死を意識していたようである。

番組のインタビューでブリトニーは、22歳の時のケヴィンとの結婚は、憧れだけで突き進んでしまった過ちだったと感じていること、そして現在も自由もプライバシーもないストレスフルな毎日、新しい恋をするヒマもないことに苦しんでいると語った。

また、音楽誌『ローリング・ストーン』最新号のインタビューにおいては、3歳の長男ショーン・プレストン君が卑語を連発するために心を痛めていることをも告白していた。やはり若い母親ブリトニーに悩みが尽きることはないようである。

今回MTVドキュメンタリー番組で、ブリトニーはケヴィンとの離婚以降のどん底の日々について、時に自嘲しながら大変正直に語った。2002年のジャスティン・ティンバーレイクとの破局の時とは比べ物にならないほど、辛いものであったようだ。幼いふたりの子供がいるのに夫とうまく行かず、彼が離れていく様子に途方にくれたという。

案の定、次男ジェイデン・ジェームズ君の出産後まもなくである2009年秋に夫婦は離婚、ブリトニーはアルコールやドラッグに溺れ、暴行事件、無免許運転といった不祥事を繰り返し、裁判所の命令であった薬物検査に応じなかったことをきっかけに、息子たちの親権を失う。

バリカンで髪をそり落とした事件も有名だが、この事についてブリトニーは、「人々は私の頭がオカシくなったと感じたようね。でも頭はまともだったわ。あの後、いったい自分は何を考えていたのかしら!と思ったもの」と自暴自棄になっている自分を分かっていたという。

2008年正月には、子供を引き渡したくないあまり自宅に鍵をかけて立てこもり、パトカーや救急車が出動、薬物とアルコールで言動に異常をきたしていたブリトニーはそのまま病院の精神科に送られる。

しかしその騒動の後、ブリトニーは「少年少女のためのダンス教室の講師」という新たな使命を与えられ、そのレッスンは生徒やその保護者の間でも大変な評判となり、ブリトニーはようやく社会貢献のできる女性、ふたりの息子の誇らしい母親に生まれ変わることが出来た。

この事についてブリトニーは、「ダンスへの情熱が無かったら、私は今頃死んでいたかも知れないと思っているの。ダンスが私を救ってくれたわ」と、元来の子供好きな性分とダンスの両方が見事に重なったことで、生きる意義を見つけたことを告白した。

そして必死のダイエットに成功、9月の『MTV/VMA2008』で三冠に輝き、ダンスやスポーツ・ジムで鍛えたためプロポーションも元通りに引き締まり、完全復活宣言となって今に至っていることは言うまでもない。

米『Glamour』誌の2009年1月号の表紙に素敵な笑顔で登場したブリトニーは、特集記事のインタビューで、精神科への入院を2度も経験し、親権を争い結局失うなど、2008年を振り返ると総じて波乱に満ちた年であったと語った。

現在仕事が順調であっても、何か常に心には不安やストレス、憂いを抱えている様子を、涙をこぼしながらあちこちで告白してしまうブリトニー。さらに、彼女が性急な痩身を望んだあまり、摂食障害の傾向があることをボディ・ガードが心配しているという情報もある。

ただ、ファンにとっては嬉しい情報として、ブリトニーが5年ぶりに来日することが決定したようだ。コンサートではなく、『Circus』のプロモーションの一環ということで、12月15日、フジテレビ系『HEYHEY!HEY!』に出演するとのことである。元気なブリちゃんに会えることを、今から楽しみにしたい。

(編集部 Joy横手)

【関連記事】
ブリトニー3歳長男“F○CK!”連発を嘆く。
ブリトニー新恋人出現も、苦悩の晴れぬ日々を涙で告白。
ブリトニー次男のアレルギー発作、原因は皆が大好きなアレ!
ブリトニー、次のアルバムで元恋人のジャスティン・ティンバーレイクとデュエットって大丈夫なの !?
ブリトニー&元恋人密会続報、目的はやはり極秘テープか。