最多出場選手/最短出場選手(フィールドプレイヤー)

ゴールキーパーを除くフィールドプレイヤーでは、今シーズンのブンデスリーガではサイドバックのクリスチャン・ギュンター(フライブルク)と、センターバックのベンヤミン・パヴァール(シュトゥットガルト)、そしてマティアス・ギンター(グラードバッハ)とナウド(シャルケ)が、全34試合でフル出場を果たした。ちなみに最短出場時間もシャルケとグラードバッハからコケ(現レヴァンテ)と若手マルセル・ベルグナーの2分となっている。ちなみに3位はフランクフルトの「神」アレックス・マイアーの4分となった。

最多得点/最小得点

今シーズンのブンデスリーガ得点王に輝いたのは、前半戦で争っていたオーバメヤンの移籍やフィンボガソンの負傷離脱もあり、29得点をあげたレヴァンドフスキの独走という形で幕をとじた。クラブとしてもバイエルンが圧倒的な数字を残しており、今季あげた得点は92。異なる16名の選手たちが得点を決めている。逆に最小得点に終わったのはハンブルクで29得点となり、これがクラブ史上初となる2部降格へ大きな影響を及ぼすこととなった。

各ポジション別での得点率

今シーズンのブンデスリーガにおいて、最も得点力をもったDF陣を擁したのはボルシア・メンヒェン・グラードバッハだった。今季のグラードバッハは全体であげた47得点のうち、実に21.3%にあたる10得点をDF陣でマークしている。またMF陣では、ヴォルフスブルクが他に大きく差をつける77.2%(26得点/合計36得点)とマーク。FWでは昨季は最強のジョーカーとして名を馳せたペテルセンが先発でも気を吐き、15得点をマークしたフライブルクの62.5%(20得点/合計32得点)となった。

最も得点が入った時間帯は?

今シーズン行われた全ブンデス885試合のなかで、もっとも得点が多く入った時間帯は前半16〜30分の間。合計154回ゴールネットが揺らされている。なお今シーズンのロスタイムで記録されたゴールは、合計46得点だった。

最多PK獲得/最多PKセーブ

今シーズン、もっともPKの恩恵を受けたのは、それぞれ10回の機会を得たシャルケとフライブルクだった。そのうちフライブルクは6つを沈めているのに対して、シャルケは10本すべてで成功。一方で最もPKを許したのはケルンとヴォルフスブルクの9本。しかしながらヴォルフスブルクの守護神カスティールスが、リーグ最多となる3つをセービング。同数を守ったのがバイエルンのスウェン・ウルライヒで、その確率は75%にも及ぶものだった(4本中3本)

ベンチからの最多/最小得点クラブ

今シーズンのブンデスリーガで最もベンチでの得点力を誇ったのは、バイエルン・ミュンヘンとRBライプツィヒだった。いずれのクラブもベンチスタートの選手が10得点をマーク。逆に最小得点となったのはブレーメンで、わずか2得点という結果だった。ちなみに今季もっともベンチから得点をとった選手は、フランクフルトのルカ・ジョヴィッチ(途中出場13試合)と、ハノーファーのニクラス・フュルクルーク(途中出場8試合)の4得点。

オウンゴール数

2017/18シーズンで記録されたオウンゴール数は、合計で20得点。なかでも最もオウンゴールという不運に見舞われたのは、皮肉なことに今季もっともPKを獲得しているフライブルクで、実に4失点を自ら決めてしまっている。

1クラブ平均1.61監督

今シーズンのブンデスリーガでは、監督としてベンチに入った指揮官は総勢29名。1クラブ平均では1.61となった。奇妙なことにそのなかで、リーグ戦を独走したバイエルンが4人も監督を務めており、前半戦で解任されたアンチェロッティ氏、暫定監督を務めたサニョル氏、そのあとを引き継いだハインケス氏、そしてそのハインケス氏の病欠で代打を務めたヘルマンACとなっている。

最多平均勝ち点数

その29名の監督のなかで、もっとも高い平均勝ち点数を誇ったのもバイエルンだ。シャルケ戦で代役を務め勝利をおさめたヘルマンACがトップ(平均勝ち点数3)である他、ユップ・ハインケス監督は平均勝ち点数2.58をマーク。そして3位には残留争いから一転、欧州リーグ出場にあと一歩にまで迫って見せたシュトゥットガルトのタイフン・コルクート監督で、1試合平均2.21と見事なラストスパートを披露してみせた。

1シーズンで2クラブ

今シーズン、ブンデスリーガにおいて2クラブでプレーした選手は総勢12名となった。なかでももっとも大きな変化となったのが、シュトゥットガルトでは構想外となりながらも、ケルンでは15試合に出場したジモン・テロッデ。また監督では、12月なかばにケルンを解任されたペーター・シュテーガー監督がドルトムントの監督へと就任。目標のチャンピオンズリーグ出場権獲得に成功した。

最多観客動員数

2017/18シーズンでは各17試合のホーム戦において、ボルシア・ドルトムントが合計134万6766人の観客動員数を記録した他、バイエルン・ミュンヘンが127万5986人、そしてドルトムントの宿敵シャルケも100万人越えを果たし、104万336人を記録している。