「フェリペ・メロは我々の選手だ。彼に満足している。彼はリーグ戦でもチャンピオンズリーグでも貢献してきた。今は新たな挑戦を、刺激的なことを望んでいると言われたよ。でも、インテルとは合意していない」

ガラタサライのハムザ・ハムザオール監督が、インテルが狙うフェリペ・メロについてこのように語った。さらに、同監督は『Milliyet』で次のようにつけ加えている。

「メロは幸せでいるにふさわしい選手だ。これからどうなるか、様子を見よう」

また、インテルのロベルト・マンチーニ監督は、左サイドバックを必要としている。指揮官はゼニト・サンクトペテルブルクのドメニコ・クリッシトを評価しているが、ゼニトは売却の必要がない。

インテルは買い取り義務つきのレンタルを望んでいるが、ゼニトは1500万ユーロ(約20億4000万円)を求めるだろう。また、クリッシトはゼニトで300万ユーロ(約4億1000万円)以上のサラリーを手にしている。つまり、手が届かないということだ。

代役となり得るのが、マンチェスター・シティとの契約が2016年までとなっているガエル・クリシだ。