「竹田恒泰ch公式切り抜きチャンネル」が、「日本の海は“奇跡の海”!おいしい魚が食べられるのは当たり前じゃありません【竹田学校】」と題した動画を公開。竹田恒泰氏が、日本で多種多様な魚が当たり前のように食べられる理由について、地理的・歴史的な視点から解説した。

竹田氏は冒頭、「海さえあれば魚が住んでいると思っていませんか?実はそれ間違いなんです」と切り出し、ハワイやロサンゼルスのビーチなど、広大な海が広がっていても実は魚がほとんど住んでいないという事実を指摘する。

魚が住める海には、いくつかの厳しい条件が存在するという。まず、隠れ家や産卵場所となる「入り組んだ地形の岩場」と「海藻」が必要であり、どこまでも続く砂浜では魚は生息できない。さらに重要なのが「川が流れている」という点だ。川が森の養分を海に運ぶことでプランクトンが発生し、小魚から大きな魚までの食物連鎖が生まれると竹田氏は解説する。

加えて、川の上流には「豊かな森」が不可欠だが、世界的に見るとヨーロッパや中国などの山は岩山であることが多く、養分を運ぶ森を持たない川も珍しくない。一方で日本は、国土の多くが森で覆われた山であり、そこから流れる川が豊富で複雑な海岸線を持つという、魚が住むための条件がすべて揃っている。「日本列島どこでも魚が獲れます。これは奇跡です」と竹田氏は語気を強める。

実際、美食で知られるフランス料理やイタリア料理の高級レストランでも、提供される魚の種類は非常に少ない。日本の寿司屋のように数十種類のネタが並ぶ光景は、世界的に見てありえないほど恵まれた環境の証拠だという。動画の最後で竹田氏は、縄文海進によってさらに豊かになった日本の自然環境が、食料確保に追われない余裕を生み、争いを好まない「和の精神」を育んだと結論づけた。私たちが日々享受している海の幸がいかに特別であるか、深く考えさせられる内容となっている。