不動産投資でどのエリアを買うべきか、迷っている人は少なくない。千葉県と埼玉県のどちらが有利かという問いは一見単純に見えるが、実際にはどちらか一方に絞るのではなく、両県を組み合わせてリスクを分散する発想が重要だという。将来性を左右するのは目先の利回りだけではなく、人口動態や賃貸需要の変化、駅からの距離感をどう組み合わせるかにある。
 
不動産投資アドバイザーの木村洸士氏は、自作の路線図を用いながら両県の市場環境を地名を具体的に出しながら、動画で解説している。木村氏はまず、東京の不動産価格がここへきて頭打ちになりつつある現状を指摘し、価格上昇と円安を背景に膨らんだ需要が一巡し、実需も投資マネーも郊外へと流れ始めていると語る。物価高や家賃上昇も、郊外への流入を後押ししている一因だという。
 
その受け皿として名前が挙がるのが千葉県と埼玉県だ。木村氏によれば、千葉県は開発余地を背景に今後も伸びしろが見込める成長型のエリアであり、埼玉県はすでに主要路線に需要が集中し、価格も安定した経営がしやすいエリアだという。一方で埼玉県内でも路線ごとの需要の差は大きく、主要路線から外れるほど二極化が進んでいる点には注意が必要だと指摘する。人気の高い居住エリアと利回りが取れる投資向けエリアは必ずしも一致せず、住みたい層が集まる街と賃貸需要の母数が厚い街との違いを見極める視点が欠かせない。
 
では具体的にどの駅を狙い、どの路線を避けるべきなのか。木村氏は千葉・埼玉それぞれについて複数の候補地を挙げながら、利回りや融資の通りやすさ、地価の動きまで踏み込んで比較していく。
 
動画の後半では、木村氏自身が過去に手がけた物件の実例も紹介される。7年ほど保有した新築アパートを売却した際には手残りが1,000万円規模となり、別の物件でも購入価格から2,000万円ほど高値で売却できた事例が語られ、トータルの利益の大きさが具体的に示されている。

千葉・埼玉でのエリア選びに悩む人にとって、住む視点と投資する視点をどう切り分ければよいのかが見えてくる内容となっている。果たしてどの駅が「狙い目」で、どの駅が「NGゾーン」とされているのだろうか。

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