■経済政策の「材料不足」が著しい石破茂氏が102代目の首相に選ばれたのが10月1日。そのわずか8日後に国会を解散した。「新内閣が発足したら信を問う」というのが、戦後最短の解散に踏み切った「大義」だ。自民党総裁選の論戦では「国民に判断材料を提供するのは政府・与党の責任」と語っていたが、結局、国会では代表質問と党首討論だけしか行わず、石破首相の変節ぶりに批判が集まっている。メディアからは「有権者に政権選択の