全身にわたる痛みや長引く高熱などをもたらすインフルエンザ。1918年―19年に発生した「スペインかぜ」は、全世界で数千万人を死に至らしめた。90年代に入り、タミフルやリレンザなどの治療薬が出現。ようやく人類が対抗できるようになった。そして2018年、既存薬と異なり経口服用1回に的を絞った治療薬「ゾフルーザ」を塩野義製薬は生み出した。新たなインフルエンザ治療薬を創出するべく07年、研究を開始した。この新薬開発