村田製作所は業務改善に向けて、RPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)と人工知能(AI)の活用を本格化する。関連するデータ基盤の構築に今後3年間で10億円程度を投じる。RPAの利用を推進するため、2018年度中にも84人の担当技術者を養成する。業務内容が定型で繰り返しが多い間接業務を中心に運用し、効率を高める。生産部門に取り入れているAIは領域を広げていく方針だ。同社の積層セラミックコン