村田製作所がRPA・AI本格活用、間接業務にも工場にも
同社は現在、RPAを生産、営業、経営部門の10―20の業務に導入。主に納期の調整や人事データの登録、受注情報の処理といった基幹管理システムを経由する間接業務で、適用を拡大する業務内容を詰めている。
従来、納期調整や受注情報処理は、製品の需給が逼迫(ひっぱく)した際、人手を介した基幹管理システムによる対応が間に合わないなどの課題があった。RPAを使うことで、新たな人手を要せず対応できるなど効果が出てきた。RPAの活用を広げ、一段の効果を引き出す。
工場はMLCCの国内主要拠点である出雲村田製作所(島根県出雲市)と福井村田製作所(福井県越前市)などでRPAの運用を始めた。出雲村田は月1272時間相当の納期調整業務をRPAに置き換えた。AIは画像認識により、MLCCの良品と不良品を見分ける技術に使うなど約20テーマの業務で活用を始めた。さらなる領域の拡大を検討する。
