グローバル経済の進展を背景に、海外で知的財産訴訟に巻き込まれる恐れが強まっている。中でも世界一の特許出願国である中国ではそのリスクが顕著だ。2016年の中国における知財民事訴訟件数(著作権訴訟を含む)は12万6531件。右肩上がりで増え続けており、この5年間で2倍以上に膨らんだ。16年に日本国内で発生した火災事故件数(3万6831件)の3倍超に相当する数字であり、訴訟リスクの大きさは一目瞭然だ。