高校通算45本塁打を誇り、来年の高校生打者ではトップクラスの実力を持つといわれる今井 順之助。岩倉(東京)との練習試合で見た今井は、実に堂々としていた。打席に立つまで胸を張って歩く姿は自信に満ち溢れており、ゆっくりと打席に入って構えるまでの間はまさに強打者そのもの。いかにして今井はここまでのスラッガーになったのか。今回は、今井が考えるバッティングのこだわり、また長打力の秘密を多角的に分析してみた。