インターネットバンキングってホントに危ないの?今更聞けないネットバンキングのいろは
1月8日、株式会社ジャパンネット銀行のリリース「第2回インターネットバンキングに関する意識調査を実施」によると、スマートフォンでのインターネットバンキング(以下、ネットバンキング)の利用は約5割にものぼる。一方、約4割がインターネットバンキングに関わる被害や危険の経験があるという。
ネットバンキングの利用についておさらいしておこう。
◎ネットバンキングとは?
基本は、既存の銀行(および銀行に類する金融機関)が提供するインターネットを介する取引サービスのこと。
PCではブラウザ経由でSSHを用いた暗号通信を利用したサービスとなる。スマホでは専用アプリが用意されることが多い。2000年にはリアル店舗の営業を前提とせず、ネットでの取引サービスに限定した形態のジャパンネット銀行も営業を始めた。当初は、ネットのみの金融機関は使えないという制約も(特にビジネス上)あったようだが、現在はビジネス上の制約も緩和され、ソニー銀行(ソニーバンク)、楽天銀行(旧:イーバンク銀行、e-Bank)、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、大和ネクスト銀行などこうしたネット銀行も増えている。
◎できることとできないことがあるので注意
そもそも既存銀行の場合は、既存の口座に対するサービスが主な業務となる。口座自体は窓口で開く必要があるし、ネットバンキングサービスの申し込みも必要だ。普通預金以外の手続きなど、ちょっと面倒な(複雑な)ことができないことも多い。
通常、窓口やATMでの取引(入出金、振り込みなど)は、その場所まで行き、営業時間内にサービスを受ける必要がある。しかし、ネットバンキングサービスを利用していれば、(システムが動いている限り)インターネットが利用できる場所であれば、自宅や外出先でも、サービスを受けることができるのが大きなメリットだ。
ネットバンキングで利用可能な主なサービスは、口座の入出金の管理(残高照会や明細の表示)、振込・振替手続きだ。
窓口やATMよりも手数料が安い(場合によっては無料など)ことが多く、利用者にはそれもメリットになる。銀行側も窓口業務にかかるコストを減らすことができ、通帳の省略など口座維持費用の低減にもつながる。
利用者と銀行、双方に無駄な時間やコストを軽減できるのが、ネットバンキングだ。
◎ウイルスやフィッシングで不正利用されたら保証されるのか?
利用者が増えてくるとやはり心配なのは、ウイルスやフィッシングなど不正行為による被害や危険だ。
多くのネットバンキングでは、ログイン用のパスワードと取引実行時のパスワードの2段階のパスワードが使われている。
しかし、犯罪者は、そのパスワードを巧妙な手口で盗もうとしているのだ。銀行側も、利用者にフィッシング行為に対する注意を促しているが、なかなか被害は減らないというのが現状だ。
被害にあわないためには、利用者側でも自衛することも大切だ。
・ネットバンキングに利用するPCを限定すること、
・使用するPCのウイルス対策を十分にしておくこと、
・外出先での無料Wi-Fi環境下では極力利用しないこと、
などは、心がけておきたい。
ちなみに、当初、2006年施行の預金者保護法ではネットバンキングは保護の対象外であった。
しかし、不正被害が年々増加したことにより、2008年に全国銀行協会はネットバンキングについても預金者に過失がない場合は全額補償するという方針に変更した(ただし個人のみ、法人は対象外だ)。
大内孝子
ネットバンキングの利用についておさらいしておこう。
◎ネットバンキングとは?
基本は、既存の銀行(および銀行に類する金融機関)が提供するインターネットを介する取引サービスのこと。
PCではブラウザ経由でSSHを用いた暗号通信を利用したサービスとなる。スマホでは専用アプリが用意されることが多い。2000年にはリアル店舗の営業を前提とせず、ネットでの取引サービスに限定した形態のジャパンネット銀行も営業を始めた。当初は、ネットのみの金融機関は使えないという制約も(特にビジネス上)あったようだが、現在はビジネス上の制約も緩和され、ソニー銀行(ソニーバンク)、楽天銀行(旧:イーバンク銀行、e-Bank)、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、大和ネクスト銀行などこうしたネット銀行も増えている。
◎できることとできないことがあるので注意
そもそも既存銀行の場合は、既存の口座に対するサービスが主な業務となる。口座自体は窓口で開く必要があるし、ネットバンキングサービスの申し込みも必要だ。普通預金以外の手続きなど、ちょっと面倒な(複雑な)ことができないことも多い。
通常、窓口やATMでの取引(入出金、振り込みなど)は、その場所まで行き、営業時間内にサービスを受ける必要がある。しかし、ネットバンキングサービスを利用していれば、(システムが動いている限り)インターネットが利用できる場所であれば、自宅や外出先でも、サービスを受けることができるのが大きなメリットだ。
ネットバンキングで利用可能な主なサービスは、口座の入出金の管理(残高照会や明細の表示)、振込・振替手続きだ。
窓口やATMよりも手数料が安い(場合によっては無料など)ことが多く、利用者にはそれもメリットになる。銀行側も窓口業務にかかるコストを減らすことができ、通帳の省略など口座維持費用の低減にもつながる。
利用者と銀行、双方に無駄な時間やコストを軽減できるのが、ネットバンキングだ。
◎ウイルスやフィッシングで不正利用されたら保証されるのか?
利用者が増えてくるとやはり心配なのは、ウイルスやフィッシングなど不正行為による被害や危険だ。
多くのネットバンキングでは、ログイン用のパスワードと取引実行時のパスワードの2段階のパスワードが使われている。
しかし、犯罪者は、そのパスワードを巧妙な手口で盗もうとしているのだ。銀行側も、利用者にフィッシング行為に対する注意を促しているが、なかなか被害は減らないというのが現状だ。
被害にあわないためには、利用者側でも自衛することも大切だ。
・ネットバンキングに利用するPCを限定すること、
・使用するPCのウイルス対策を十分にしておくこと、
・外出先での無料Wi-Fi環境下では極力利用しないこと、
などは、心がけておきたい。
ちなみに、当初、2006年施行の預金者保護法ではネットバンキングは保護の対象外であった。
しかし、不正被害が年々増加したことにより、2008年に全国銀行協会はネットバンキングについても預金者に過失がない場合は全額補償するという方針に変更した(ただし個人のみ、法人は対象外だ)。
大内孝子

