WiMAX 2+のエリアは?WiMAXハイパワーの効果は?モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11」を東京駅から成田空港に向かう高速バスで使ってみた【レポート】

shimajiro@mobiler

今月20日に発売されたUQコミュニケーションズの高速通信サービス「WiMAX 2+」に対応したNECモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11」(以下、NAD11)。WiMAX 2+対応製品としては初のWiMAXハイパワー対応など、通信性能としても期待されるところだ。

そこで、今回、東京駅→成田空港へと移動するバスの中で、NAD11を使ってみたのでその模様を紹介する。乗車したバスは「THE アクセス 成田」で、東京駅→成田空港が1,000円/片道のいわゆる「格安バス」である。上記写真は東京駅→成田空港を高速バスで移動中にNAD11をテストしているところ。

東京駅近くではWiMAX 2+が利用可能
高速道路に入ったらすぐにWiMAX接続にダウンしてしまった


東京駅を出発した直後はWiMAX 2+に接続されていたNAD11だけれど、東京駅を出てすぐにある首都高速に入ると、WiMAX 2+からWiMAXに切り替わり、その後はWiMAX 2+で接続されることがなかった。

この間、特にNAD11の再起動などはせずに、電源をONにしっぱなしでパソコンやスマートフォンとNAD11を無線LAN(Wi-Fi)接続してデータ通信を使用していた。

高速道路移動中はWiMAXで接続
高速道路で移動中はWiMAXで接続


WiMAX 2+に接続されている時間が極めて短かったのは残念ではあるけれど、高速道路移動中でもWiMAXのデータ通信が途切れたことは2〜3回前後で、それ以外は極端に通信状態が悪くなることなく、通信を利用することが可能だった。この点は、これまでの「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14
」(以下、HWD14)と比べて改善されており、WiMAXハイパワー対応の恩恵であるように思う。

東京駅→成田空港をバスで移動中にデータ通信が途切れた主なエリアとしては酒々井PA付近で、この付近は以前からWiMAXエリアの穴になっており、NAD11意外の機種でも通信状態が悪くなるエリアではあった。

サービスエリア|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2
UQ WiMAX:エリアマップ

酒々井PA付近では圏外に
酒々井PA付近では圏外表示に


東京駅→成田空港間のバスは直通で約60分となっており、そのうちWiMAX 2+に接続できていたのが約5分程度だったのは残念ではあるけれど、WiMAXでの接続についてはWiMAXハイパワー対応による改善(HWD14と比べて)が実感できたというのが収穫かなと思う。

なお、NAD11を購入するには@nifty WiAMXが行っているクレードルセットで本体代金1円および14,000円のキャッシュバックキャンペーンがオススメだ。@nifty WiMAXのキャンペーンは以下より。



記事執筆:shimajiro@mobiler


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