アラビア海を航行中にソマリアの海賊に乗っ取られ、韓国軍に救出された韓国化学物質運搬船の石海均 (ソク・ヘギュン)船長の体内から、韓国軍の銃弾1発が摘出されたことが分かった。韓国メディアは「誤発弾あるいは流弾の可能性がある」と伝えた。

 韓国南海地方海洋警察庁の特別捜査本部は7日、最終捜査結果として石船長の体から摘出された弾丸4発のうち3発(1発は医療スタッフが紛失)を押収し、このうちの1発は韓国軍が使用する拳銃またはMP5短機関銃、MP5サイレンサーの弾丸と推測されると発表した。

 石船長の体から韓国軍の弾丸が見つかったことについて、韓国国防省と合同参謀本部は同日、「1月21日に清海部隊特殊戦要員(UDT)がサムホジュエリー号に侵入した時には、石船長は海賊による銃撃で負傷し、床に倒れている状態だった」とし、「交戦の際に流弾が石船長に命中した可能性は排除できない。追加の確認が必要」と説明した。

 特別捜査本部は、事実関係を確認するため銃弾を国立科学捜査研究所に送る予定で、韓国軍の銃弾が石船長の体から摘出された経緯について詳しく調べる方針だという。

 韓国メディアは「石船長の銃弾は流弾可能性という国防省の解明に、ネチズン『信じられない』」、「ネチズン77%『石船長の誤発弾、偶発的な事故』」などの見出しで、国民は国防省の説明に不信感を示していると伝えた。(編集担当:新川悠)



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