先月13日、元WBA世界フライ級王者・坂田健史が現役引退を表明。昨年9月に、WBA世界フライ級王者・亀田大毅に挑戦した一戦が、そのラストファイトになった。

2日(火)発売の「週刊アサヒ芸能」(2.10号)の人気コーナー『テリー伊藤対談 「オフレコ厳禁」』に登場した坂田は、亀田戦から引退を決意した気持ち、そして、引退後のことまで語り尽くした。

「うーん、ふだんと感覚は同じだったんですけど、ビデオを見て思ったのは、やっぱりパンチを被弾する割合が多かったのと、そういう意味で体が反応しきれてない部分があったということですね。自分の持ち味である回転力とか、爆発的にガーッと上がっていく感覚というのは、この試合はなかったと思いましたね」と振り返る坂田。

かつては亀田兄弟も所属した協栄ボクシングジムの看板選手でもある坂田は、以後、(亀田の)所属ジムの移籍など、亀田一家の騒動に巻き込まれることにもなるが、「うーん、『もういいかげんにしてくれ』とは思いましたね。自分はそんなつもりはないのに、何でこんなふうに巻き込まれなきゃいけないんだって」と振り返る。

また、テリー伊藤氏から、調印式のことや「プライベートで話したことはあるんですか」と訊かれると、「もうあの家族が一体になってるじゃないですか。そういう威圧感みたいなものはありますよね(笑)」といい、「(プライベートで話したことは)ないですね。試合後に、リング上で僕がひと言声をかけましたけど」「『強かったよ。これから先も頑張ってね』って」と明かした。

気になる今後については、専修大学の夜間に通いながら、昼間は仕事をするという坂田。その他にも、芸能界への興味や先代会長の支えになった言葉、協栄ジムを継ぐことにも言及している注目インタビュー詳細は、同誌をチェックしてほしい。

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