25日、東京ビッグサイトで行われたWBAフライ級王座12回戦は、王者・亀田大毅が挑戦者の坂田健史を判定3-0で下し、王座初防衛に成功した。

同日、TBSでは「秋の2大格闘技祭り!!」として、日本人同士の世界戦を中継、そのゲスト解説には元WBC世界フライ級王者・内藤大助が務めた。

試合後、コメントを求められた内藤は、「う〜ん、いい試合でしたね。大毅選手、すごい、すごいテクニックすごくなったなと思いました。いい試合でした」と独特の口調で感想を述べると、アナウンサーからは「タイトルマッチを見て、心にも火がついたんじゃないですか?」と訊かれる。

すると「ははは。どうかしら?」と濁した内藤は、「もしかしたら、大毅選手との再戦もあるのかもしれませんね」とアナウンサーが続けるや、無言になってしまう。それでも、アナウンサーが「その辺は、ノーコメントでしょうか?」と食い下がると、「あ、僕、そうね、今のところ。だって、WBAだしさ。うふふ、またちょっと違うからね。僕はWBCだしな」と苦笑いをする内藤だった。