北朝鮮「ソウルが火の海になるぞ」…16年ぶり威嚇
北朝鮮の国営通信社、朝鮮中央通信は12日、韓国が軍事境界線近くに宣伝放送用のスピーカーを設置したことなどが「ソウルが火の海になることにつながる」などと警戒する記事を掲載した。東方早報が報じた。
韓国は同国海軍の哨戒艦「天安(チョンアン)」の沈没原因が北朝鮮の魚雷攻撃であることが明らかになったとして、5月24日に対抗措置を宣言した。大音声による北朝鮮への宣伝放送再開も、そのひとつ。北朝鮮はこれまでに、宣伝放送を「心理戦」と主張し、放送すれば施設を攻撃すると表明した。
朝鮮中央通信は「心理戦は戦争の基本形式のひとつ。わが方への宣戦とみなす」、「全面的な軍事攻撃を発動して、心理戦の道具を破壊する」、「(韓国側の宣伝放送を含め)いかなる軍事行動を起こした場合も、ソウルが火の海になることにつながるだろう」と論じた。
北朝鮮の「ソウルを火の海にする」発言は16年ぶり。1994年の南北間の実務代表会談の席上で北朝鮮代表団の朴英洙(パク・ヨンス)団長が突然、「戦争が起きれば(ソウルが)火の海になるだろう」と威嚇した。当時は核問題で南北が緊張のきわみに達しており、米国も「戦争の可能性が高まった」と判断していた。(編集担当:如月隼人)
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