近藤はブラングレーにカットでTKO負け。王座奪取ならず

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近藤有己、ボードッグ世界王座奪取ならず。
7月14日(土・現地時間)ニュージャージー州トレントンで行なわれたbodogFightにパンクラスのエース近藤が、世界ミドル級王座決定戦に出場。しかし、対戦相手トレバー・プラングレーのパワーとスピードに圧倒され、寝技で攻め込まれ続ける。気持ちは折れることなく、窮地を凌ぎ、一発逆転を狙っていた近藤だが、2R終了時に左目周辺のカットで惜しくもTKO負けを喫した。

同じく日本から参加した高橋和生は、1R3分45秒顔面へのヒザ蹴りでマイク・バーチにKO負け。ニュージャージー州アスレチックコミッションより、CTスキャンでのチェックと30日間の出場停止を言い渡されている。

注目のメイン、エディ・アルバレスはマット・リーを相手に3R判定勝ち。これまでのパンチ一辺倒だったアルバレスだが、この日は積極的にテイクダウンや蹴りを見せ、トータル・バランスの良さをアピール。4月の敗北を糧に進化したアルバレス、今後に期待が集まる。

この日一番のアップセットは、UFCやMFC、武士道などライト級のトップとして活躍してきたイーブス・エドワーズの敗北だ。ホルヘ・マスヴィダルと対戦したイーブスは、ハイキックからパンチを連打され、パウンドの追い討ちでTKO負け。北米で上昇一途にあるMMA人気は、常に新たなスターを生み出している。

もう一つの世界戦=女子135パウンド王座決定戦は、腕十字でタラ・ラロサがケリー・コボルトから一本勝ちを収めた。

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