れいわ山本太郎代表の「149キロ・スピード違反」にダンマリを貫く大石晃子氏と「車の性能が悪い」「戦争防止の方が…」ハチャメチャ擁護をする所属議員たち
れいわ新選組の山本太郎代表が、サーフィン帰りに大分県内の高速道路を法定速度69キロオーバーの149キロで走行したとして、罰金9万円の略式命令と運転免許停止90日の行政処分を受けていたことがわかった。党内からは一部批判が出ているものの、都合が悪くなるとダンマリを貫き、無理筋な擁護を展開する議員が目立っている。
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【写真】れいわ所属議員の「ヤバすぎる山本太郎擁護」を一挙紹介
国民が求めているのは、身内に甘い政治ではない!
まずは批判の声から紹介する。
〈70キロオーバーは他者の命も自分の命も危険にさらす行為です。刑事処分と行政処分の両方が出ており、重い責任があります。今後、このようなことがないようにしっかり反省して頂くとともに、ぜひ自身の言葉で国民や心配して下さっている支持者に説明していただきたいと思います〉(参議院政策委員・長谷川羽衣子氏のXより)
所属地方議員からも、山本氏個人だけでなく厳重注意だけで済ませた党の対応を疑問視する声が相次いだ。

〈れいわ内部の改善すべき点ですが、ほとんどすべてのことを私たちはメディアを通して知ることになります。何度お願いしても是正されず、現場で直接お叱りを受けるのは、私たち地域の議員たちです。帰宅して党のプレスリリース等をチェックし、党へ「謝罪会見をするべき」と申し入れました。それにしても、「厳重注意」で済む話ではないと思っています〉(高橋まゆみ・足立区議のXより)
〈本当に問われるべきなのは、その後の政党としての対応です。政治家に最も必要なのは、「間違いを犯さないこと」ではなく、「間違いを犯した後、どう責任を果たすか」ではないでしょうか。(中略)国民が求めているのは、身内に甘い政治ではありません。誰に対しても同じ基準で責任を問い、同じ基準で説明責任を果たす政治です。その積み重ねこそが、政党への信頼を生み、民主主義を支える土台になると私は考えます〉(堀切稔仁・渋谷区議のXより)
鬼の首取ったかの様に、やいのやいの言う人もいますけど、自分はどうなのよ?
一方、悪目立ちするのは無理筋な擁護をする議員たちだ。三宅けいこ船橋市議は、山本氏が借りた車の性能に問題があったかのような発言に加え「陰謀論」まで展開した。
〈えーっ! とんでもない性能の車を借りた? 信じないわけじゃないけど、一般的な車って150キロも出るの? 下一桁「9」っていう数字が、警察官が速度違反の車を捕まえる時の数字と同じなんだけど、オービスの仕組みも同じなのか? 私には未知の世界すぎる。〉(三宅けいこ氏のXより。現在は削除)
犬飼このり伊東市議は、“うっかりミス”と過小評価する形で擁護した。
〈ついスピードが出てしまったり、横断歩道で待っている人に気づかなかったり、ライトが切れていたり…ついうっかりミスしてしまうことがあります。鬼の首取ったかの様に、やいのやいの言う人もいますけど、自分はどうなのよ?誰もが聖人君子ではない。人はミスを犯す。次に同じミスをしない様に気を付ける。だからと言って、今回のことを笑って赦せというのではない。特に、道交法に関しては人の命と隣り合わせ。(中略)衆院選の頃だか…内閣府の公用車が事故起こしたアレ、どうなった?? ジャーナリスト達はそちらも深追いしてよね。〉(犬飼このり氏のXより)
「戦争反対」と結びつけながら強引すぎる擁護を展開したのは、国会での度重なる不適切発言が問題視されてきた奥田芙美代参院議員である。
話をすり替える奥田氏と沈黙する大石氏
〈149キロも爆走してスピード違反していたれいわ新選組代表の山本太郎。10年前に暴走車に突っ込まれてマイカーが大破、頸椎損傷と左腕を打撲し精神的にも肉体的にも追い込まれた経験のある奥田は、この違法行為に対して山本太郎がこれからどのように向き合っていく姿勢を見せるのかしっかり見極めたいし、今後のれいわ新選組にとっても非常に重要な局面であるのは間違いないが、〉(奥田氏のXより、以下同)
と、一見批判かと思わせつつ、下記のように話をすり替えた。
〈私はこの件にエネルギーを注ぐ前に、ここ1番、平和存続危機的局面に全ての主権者が立たされている崖っぷちである事に気づいている主権者たちと一緒に、参議院憲法審査会を開かせぬよう全力を尽くしてからにしたい!!!〉
〈山本太郎が違法行為をしてしまったこの超暴走スピード違反行為は、今あなたの未来を戦争の道に引きづり込みはしない〉
〈ウンと大馬鹿野郎の山本太郎への厳しいお仕置きは、この緊急事態を、山本太郎よりウンと賢い主権者のあなたと、あなたと、あなたが連帯し、立憲民主党のお尻を叩きまくり、廃案にさせて戦争への道を回避させる超特大主権者活動を重ねたあとで、どっぷりやってやろう!!!(中略)最後に改めて敬意と愛を込めて。マジで山本太郎の大馬鹿野郎ーー〉
こんなお粗末な擁護であっても、まだ政治家としての意見を発信しただけましな方かもしれない。奥田氏と同じく党の共同代表を務める大石晃子氏に至っては、党が発表したリリースをリポストしただけでダンマリである。他の国会議員たちもしかり。はたして彼らは同じことを与党議員が犯したならば、黙っていただろうか。
「検察は公判請求すべきだった」
言うまでもなく、今回のスピード違反が世間から大きな批判を受けているのは、149キロがうっかりミスで出せる速度ではなく、人命を軽視した許されざる“犯罪行為”だからだ。
池袋暴走事故や首都高6人死傷事故の遺族代理人で、一般社団法人「関東交通犯罪遺族の会 あいの会」顧問を務める上谷さくら弁護士はこう語る。
「大きな死傷事故を起こす人は、過去に交通違反歴が多いなど、日頃から安全運転を心がける意識が低い人がほとんどです。山本さんの交通違反歴は不明ですが、149キロは、ある日突然出せるスピードではありません」
上谷氏は、何の落ち度もないのに大切な家族を失った遺族に接してきた立場から「罰金9万円は軽すぎる」と続ける。
「事故に至らなかったとしても、こういうニュースが出るだけで交通事故のご遺族や、事故に巻き込まれて障害を負ってしまった被害者はみなさん傷つきます。今回の件で、『9万円払えば許される』と思う人がいるとすれば、交通事故の撲滅を願って活動している人たちの無念は計り知れません。山本さんは法律を守るよう国民に促し、国民の命を守らなければならない立場の人です。そこも鑑み、検察は略式起訴で済まさず、公判請求すべきだったのではないでしょうか」
先日、危険運転致死傷罪に「数値基準」を盛り込んだ法改正が行われたばかりだ。今回山本氏が違反した「法定速度69キロオーバー」は、新基準ならば「危険運転」に該当する。
「この法改正も交通遺族の要望があってようやく実現したのです。私は日本の交通違反の罰則は軽すぎると思っています。車は、使い方を誤ると大勢の死傷者を出してしまう凶器であることを、もっと社会に認知してほしいです」
他人の失敗に対しては舌鋒鋭く批判するのに、いざ矛先が自分たちに向かうと誤魔化したり、黙ってやり過ごす。こんな身勝手な政治家たちを信用して良いのだろうかーー。
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デイリー新潮編集部
