更生アピールは嘘だった。「激アツ」と認知症高齢者を狙う元不良社長の『点検詐欺』の呆れた実態
治安戦略アナリストの小比類巻文隆氏が、YouTubeチャンネル「元警視庁刑事・小比類巻文隆【最後の取調室】」で「あきれた成功ストーリー。元不良社長らが「点検詐欺」で逮捕。認知症は『激アツ』。元刑事が解説」と題した動画を公開した。動画では、リフォーム会社の元不良社長らが起こした「点検詐欺」の手口と、その法的な背景である「準詐欺」について詳しく解説している。
小比類巻氏はまず、少年院上がりであることを公言し、SNSでサクセスストーリーを発信していた「ネクストホーム」の社長・望月悠哉容疑者(30)ら4人が逮捕された事件を取り上げた。彼らは必要のない改修工事を行ったとして「準詐欺」の疑いが持たれている。小比類巻氏によると、通常の詐欺が相手を騙して財物を奪うのに対し、準詐欺は未成年者や「心神耗弱」に乗じて財物を交付させる犯罪であり、今回は認知症の高齢者が意図的に狙われたという。
動画内で小比類巻氏は、容疑者らが認知症の高齢者を見つけると、アプリ内で「激アツ」「大当たり」といった言葉で情報を共有していたという悪質な手口を紹介。「あらかじめ用意したペットボトルの水をまき、『修理する必要がある』と嘘をついた」と、その巧妙なやり口を説明した。さらに、彼らは約3年間で800人以上と契約し、約10億円の売り上げがあったとみられている。
かつて望月容疑者の社会復帰を支援していた人物の証言も紹介され、独立直後からコンセントの部品を法外な価格で売りつけるなどの悪行を始めていたことが明かされた。また、他の更生施設から人間をヘッドハンティングし、仲間に引き入れていたという。
最後に小比類巻氏は、最近急増している点検詐欺について「年齢別では70代以上が65%と最も多い」と国民生活センターのデータを用いて指摘。よくわからない業者を家に上げないことが重要だとしつつも、認知症の高齢者がターゲットになる場合は本人の判断が難しいため、「孤立させないような状態にしなければいけない」と語り、周囲の見守りの重要性を訴え動画を締めくくった。
小比類巻氏はまず、少年院上がりであることを公言し、SNSでサクセスストーリーを発信していた「ネクストホーム」の社長・望月悠哉容疑者(30)ら4人が逮捕された事件を取り上げた。彼らは必要のない改修工事を行ったとして「準詐欺」の疑いが持たれている。小比類巻氏によると、通常の詐欺が相手を騙して財物を奪うのに対し、準詐欺は未成年者や「心神耗弱」に乗じて財物を交付させる犯罪であり、今回は認知症の高齢者が意図的に狙われたという。
動画内で小比類巻氏は、容疑者らが認知症の高齢者を見つけると、アプリ内で「激アツ」「大当たり」といった言葉で情報を共有していたという悪質な手口を紹介。「あらかじめ用意したペットボトルの水をまき、『修理する必要がある』と嘘をついた」と、その巧妙なやり口を説明した。さらに、彼らは約3年間で800人以上と契約し、約10億円の売り上げがあったとみられている。
かつて望月容疑者の社会復帰を支援していた人物の証言も紹介され、独立直後からコンセントの部品を法外な価格で売りつけるなどの悪行を始めていたことが明かされた。また、他の更生施設から人間をヘッドハンティングし、仲間に引き入れていたという。
最後に小比類巻氏は、最近急増している点検詐欺について「年齢別では70代以上が65%と最も多い」と国民生活センターのデータを用いて指摘。よくわからない業者を家に上げないことが重要だとしつつも、認知症の高齢者がターゲットになる場合は本人の判断が難しいため、「孤立させないような状態にしなければいけない」と語り、周囲の見守りの重要性を訴え動画を締めくくった。
YouTubeの動画内容
関連記事
元警視庁刑事が解説!パトカーへの生卵・消火器投げつけに見る「公務執行妨害」の実態
【旭川女子高生殺害事件】懲役27年が確定 内田梨湖被告の控訴見送りに「国民感情との乖離」を指摘
【茨城・傷害事件】被害者はなぜ逃げなかったのか?元刑事が指摘する「学習性無力感」の実態
チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。