現在54校から30~40校程度へ「県立高校再編整備」県教育委員会が“大綱”を提示《長崎》
県教育委員会は30日の県議会文教厚生委員会で、県立高校の再編整備の柱となる「大綱」を示しました。
今後の少子化を見据え、現在54校ある全日制の県立高校は10年から15年後に30校~40校程度になると見込んでいます。
(県教委高校教育課ながさき次世代高校創生室 田代 賢司 室長)
「将来的な県立高校のあり方を想定した場合、県立の全日制高校54校が目安として30校から40校程度になる」
県立高校の再編整備に向けた大綱は、30日の県議会文教厚生委員会で示されました。
県教委によりますと、県全体の中学3年生の数は去年3月に1万1400人あまりいましたが、15年後には4割少ない約7000人まで減ると推計されています。
2001年度からの20年間で、県立高校10校が閉校し、114のクラスが減りましたが、現在も全日制の半数以上の学校で1学年あたり3クラス以下となっています。
大綱では、県立高校を再編する場合、1学年あたり4クラス以上を目安とするほか、8クラスを超える大規模校を設置し生徒の多様な個性やニーズに応じた学びを提供するなどとしています。
このため、現在54校ある全日制の高校は30校~40校程度になると見込んでいます。
(県教委高校教育課ながさき次世代高校創生室 田代 賢司 室長)
「統廃合という視点だけではなく、それぞれの地域の特色や強みを生かした県立高校づくりを目指していきたい」
県教委では、今年秋ごろから来年度にかけて各地で説明会を開き、早ければ再来年度をめどに対象となる高校や具体的な時期を示した再編計画を策定する方針です。
