三陽商会が上げ幅を拡大、第1四半期営業利益3.1倍で配当予想を増額修正

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 三陽商会<8011.T>が上げ幅を拡大している。この日は、米資産運用会社のサファイアテラ・キャピタルによる株式買い増しを受けて高く始まっていたが、午前11時ごろに発表された第1四半期(3~5月)連結決算で、営業利益が1億1300万円(前年同期比3.1倍)と大幅増益となったほか、同時に年間配当予想を中間72円・期末25円から中間76円・期末36円に引き上げたことを好感した買いが株価を押し上げている。

 売上高は145億9400万円(同0.6%増)となった。春物や夏物の立ち上がりが概ね順調に推移したことや、前年急速に減退したインバウンド売り上げが回復傾向にあることなどが牽引した。一方、前期末に拡大した在庫の処分を進めたことによりプロパー販売比率が低下し、売上総利益率は前年よりも悪化したが、一方で販管費は全社を挙げた削減努力を継続したことで改善し利益を押し上げた。

 なお、27年2月期通期業績予想は、売上高600億円(前期比2.7%増)、営業利益21億円(同61.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS