キーマンのひとりに安青錦…番付史を揺るがす珍事「関脇大乱立」に現実味
日本相撲協会の公式ホームページの「大相撲クイズ」に、こんな問題がある。
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〈番付で関脇は東西に必ず一人ずついなくてはいけませんが、逆に最大で同時に何人までなれるでしょうか?〉
選択肢は以下の3つだ。
4人
6人
決まっていない
答えは…
「決まっていない」。解説にはこうある。
〈関脇:江戸時代の大相撲初期からある地位であります。「大関」の「脇」をつとめる者、という意味が語源とされてまして第2位の力士を「脇」と呼ぶことは、平安時代の相撲節会にまで遡ります。現在の地位としては横綱、大関につぐ3番目。番付上、東西に必ず一人ずついないといけませんが、最大定員は特に定められてはいません。多い時で5関脇となった例もあります。(昭和47年七月場所)〉
29日に番付が発表された7月場所の結果次第では、史上最多を更新する関脇が居並ぶ可能性も浮上している。
カド番の大関琴桜の成績いかんにかかわらず、最大で6関脇。新番付の関脇は熱海富士、琴勝峰、若隆景、安青錦の4人。小結には新三役の義ノ富士と、三役復帰の王鵬が座る。
「安青錦は大関から陥落した今場所、10勝以上なら1場所で大関に復帰できる。逆に8、9勝なら大関復帰はならず、関脇には残る。さらに熱海富士、琴勝峰、若隆景がそろって勝ち越せば、この時点で9月場所は関脇が4人確定する」(放送関係者)
そこへ、小結の義ノ富士か王鵬のどちらかが2ケタ以上の好成績を挙げ、昇進を見送ることが現実的に難しくなれば、5関脇。2人そろって大勝ちしようものなら、6関脇まで現実味を帯びるというわけだ。
冒頭で紹介した大相撲クイズにあるように、関脇の定員に上限はない。過去最多は昭和47年7月場所の5関脇である。
今場所は関脇の大乱立と番付史を揺るがす珍事が起きるかどうかの分岐点になる。
