米民間旅客機、着陸中にドローンとの衝突を報告

(CNN)ジェットブルー航空の旅客機が29日、ジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港への着陸準備中にドローン(無人機)と衝突したと報告した。米連邦航空局(FAA)が明らかにした。
FAAがCNNに宛てた声明によると、ジェットブルー948便の操縦士は29日午前7時15分ごろ滑走路へ最終進入中、高度約914メートルで衝突があったと報告した。
航空交通管制傍受サイト「ATC.com」が録音した音声によると、操縦士は管制塔に対し、旋回中にドローンが操縦室のすぐ上に当たったと伝えた。
ネバダ州ラスベガスから到着したエアバスA321型機は、その数分後の午前7時21分に無事着陸した。
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」のデータによると、衝突があったと思われる時点で、同機は海岸沿いの町シーブライトのすぐ北、JFK空港から約16〜19キロの地点にいた。
ジェットブルー航空は声明で、「乗客は通常通り降機し、機体は飛行後点検のため運航から外された。点検では損傷や衝突の痕跡は見つからなかった」と述べた。
FAAがこの事案を調査している。
確認されれば、米国の民間旅客機とドローンが衝突した事例として初めて確認されたものの一つとなる可能性がある。
空港周辺でドローンを飛行させることは禁止されているが、FAAには月に100件ほど目撃情報が寄せられている。
先週にはユナイテッド航空の操縦士が、ニューアーク・リバティー国際空港に着陸しようとしていた際、ドローンと衝突しそうになったと報告した。
ドローンの飛行は、緊急対応活動、刑務所、山火事、現在開催中のワールドカップの試合も含む大規模集会の周辺でも制限されることが多い。
FAAによれば、無許可の操縦者には高額の罰金や刑事訴追が科される可能性があり、禁錮刑もあり得る。
