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2年前の能登半島地震で被害のあった新潟市江南区の天野地区で、きょうから液状化対策の試験施工に向けた工事が始まりました。

<記者リポート>
「こちら試験施工がはじまる公園です。このように立て看板が立っておりまして、中では作業が進められています」

江南区の曽野木ことぶき公園で6月29日から始まったのは液状化対策の試験施工工事です。

2024年の能登半島地震では新潟市内各地で液状化の被害が発生……

今回、試験施工を行う天野地区ではあちこちで泥水が湧きだし、建物が傾くなどの被害がありました。

新潟市では今回、試験施工を行う江南区の天野地区のほか、西区にある2つの地区を液状化対策の検討区域に指定しています。

検討区域にある天野地区の自治会も期待を寄せています。

【天野中前川原自治会 増田進会長】
「大きな一つのポイントといいますかね……やっとこうなんとか前に進み始めている、大きく前に進み始めていると思っております」

今回の液状化対策として、新潟市は地中に地下水を集める集水管を設置して、地下の水位を低下させる「地下水位低下工法」を採用しています。

これまで新潟市は対策区域内の地権者全員の同意と1坪あたり5250円の維持管理費の負担を求めていました。

しかし、6月22日の市議会で地権者へのアンケートや試験施工の状況を踏まえ、これらを今後見直すかどうかの検討を行う方針を明らかにしています。

【新潟市都市計画課 神保元 主査】
「事業の説明については引き続き内容を説明させていただくとともに実際の現場の状況をみていただく機会というのは……見学会の開催も予定しておりますのでそちらを通じて現場の状況を感じていただきながら理解を深めていただければと考えております」

新潟市は今後、自治会単位の説明会も行いながら、半年から1年ほどかけて地盤沈下の状況などを観測していく方針です。