日テレNEWS NNN

写真拡大

政府が今国会での成立を目指している皇室典範改正案をめぐり、養子の子に皇位継承資格を与える内容が盛り込まれていることに野党側は反発を強めています。

旧宮家から皇族の養子となる人の子に皇位継承資格を与えることは、与野党各党が衆参両院の正副議長のもとまとめた「立法府の総意」にはない内容で、野党側は29日朝も強く反発しました。

立憲民主党・水岡代表
「これまで何ら議論していないことをだまし討ちのように提示をする政府・与党に怒りを禁じえません。こうした政府の不誠実な対応によって、立法府と政府の信頼は大きく損なわれたと言わざるを得ません」

自民党内では、まもなく改正案が了承される見通しです。同じ与党の日本維新の会との合意を目指していて、政府は30日にも皇室典範改正案を国会に提出したい考えです。

ただ、維新の藤田共同代表は、政府案に明記された養子の対象を「15歳以上」としている点について修正を求めています。維新は29日午後に党内で会議を開きますが、与党内でも綱渡りの議論が続いています。

また、国会では与党が先週、定数削減法案と「副首都」関連法の審議入りを決めたことなどに野党側が強く反発し、すべての審議に応じない構えです。会期末まで3週間を切る中、国会は緊迫の度合いを強めています。