28日パドレス戦で本塁打を放ったラッシングをベンチ前で真っ先に出迎える大谷翔平(C)共同通信社

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 ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースの“不協和音”が日米両メディアを賑わせている。

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 日本時間25日のツインズ戦では、先発した大谷翔平(31)と捕手のラッシング(25)の呼吸が合わないシーンが度々あった。サイン違いによるラッシングのパスボールで失点したかと思えば、大谷のABSチャレンジに対してラッシングがクビを振る場面も。

 ロバーツ監督は2人とミーティングをやったことを明かした上でこう言っている。

「ショウヘイはクレイトン(カーショー)に似ている。クレイトンも自分が何を投げたいという意思をしっかり持っていた。だから捕手が意図をくまないとイラだった。ショウヘイもそんなところがある」

 ドジャース一筋で通算223勝、昨季限りで引退したサイ・ヤング賞3度の左腕を引き合いに出したうえで、「あの場の勢いもあったと思うし、もう、この前のような状況にはならないだろう。今後はみな同じ方向を向いていけると思う」と言った。

 大谷も28日のパドレス戦に大勝した直後、自身のインスタグラムの一番初めに、ラッシングが9号本塁打を放ったシーンを投稿。騒動の“火消し”だろうが、興味深いのはロバーツ監督が明かした「捕手が意図をくまないとイラだつ」という大谷のメンタリティーだ。

 以前、米メディアに二刀流を続ける理由を聞かれた大谷は、「両方できると思っていることが一番」と答えた。過去に打撃の良い投手は何人もいたものの、本格的な投打の二刀流となると、かのベーブ・ルース以来。そして実際に投打ともメジャーでトップクラスの成績を残している。米誌コラムニストのビリー・デービス氏はこう言った。

「大谷は高校からプロ入りするときも、日本のプロ野球からメジャーにチャレンジするときも、当たり前のように二刀流に取り組んでいます。野球選手としての能力に長けているのはもちろん、最大の強みはフロンティア精神が旺盛で、自分は人のやっていないことがやれるという自信をもっていることですよ。ひとりで2人分の仕事をこなす、場合によっては他人の仕事も奪うことになるわけで、結果が伴わなければ波紋も生じる。にもかかわらず、スター選手揃いのドジャースでも、二刀流を貫いているわけですから」

 能力が飛び抜けているのはもちろん、自分に絶対の自信をもつ大谷だからこそ、メジャーの頂点に君臨できるというのだ。

 その大谷は29日のパドレス戦で4打数1安打1打点。三回に先制適時打を放ったが六回、松井裕樹に対し、空振り三振に倒れた。  

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 ところで大谷の“血染めの中指”について、日米メディアは「マメが潰れた」と報じているが、実際はそうではないという。いったいどいうことか。だったらなぜ出血したのか。大谷の指に何が起きているのか。●関連記事 【もっと読む】ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? では、それらについて詳しく報じている。