ベネズエラのラグアイラ州で生存者の捜索を続ける米国の救助隊員=28日/Matias Delacroix/AP

(CNN)ベネズエラを24日に襲った2度の地震から4日後の28日、大きな被害が出たラグアイラ州カラバジェーダ地区では、市民ボランティアや世界各国から集まった救助隊員が懸命の捜索救助活動を続けている。

同地区では、3日間以上も瓦礫(がれき)の中に閉じ込められていた女性が救出された。

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は、「86時間もがれきの下敷きになっていた60歳のベルキス・ホセフィナ・バレット・ガルシアさんを、11時間に及ぶ懸命な作業の末、我々が無事救出した」とX(旧ツイッター)に投稿。協力して救助にあたったエルサルバドルとペルーの救助隊に謝意を表した。

これに先立ち27日には11歳の少年が救出されたほか、泣き声を上げる乳児がビルの倒壊現場から助け出される様子が撮影されている。

ベネズエラのホルヘ・ロドリゲス国会議長は28日、今回の地震による死者は少なくとも1450人、負傷者は3150人に上ると語った。1万2721人が住む家を失い、損壊または倒壊が確認された建物は774棟になった。

ユニセフによれば、推定約68万人の子どもが人道支援を必要としている。

ペルーやパラグアイなどの各国は支援物資や捜索救助隊の派遣を表明しており、米南方軍は、損傷した空港業務の復旧を支援するため、空軍の対応チームを派遣すると発表した。