さまざまな余罪が出て…性的盗撮動画投稿「一夫多妻」男「裁判で明かされた”逆美人局”」驚きの手法

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「夫婦関係が破綻した」

2人の妻と共謀し、性交した女性との盗撮動画をネットに投稿。性的姿態撮影処罰法違反罪などに問われている男の初公判が6月17日、東京地裁で開かれた。

「小野洋平被告(39)は妻の小野晴香被告(28)と、内縁関係にある小野凛被告(24)の3人で、東京・歌舞伎町のマンションで一夫多妻生活を送っていました。そのマンションに、パパ活目的で知り合った10代女性を監禁。『お前は犬だ』と首輪を付けて、暴行や性行為を繰り返していました。女性が隙(すき)を見て逃げ出し、警察に駆け込んだことで事件が発覚。取り調べの中でさまざまな余罪が出てきています」(全国紙社会部記者)

起訴内容によると洋平被告は妻2人と共謀し“パパ活”で知り合った女性と洋平被告が性交する様子を盗撮し、動画サイトに投稿して収益を得たとされる。また妻の晴香被告がこの女性に対して「不貞行為によって夫婦関係が破綻した」など言いがかりをつけ、慰謝料300万円を請求し、金銭をだまし取ろうとした。

今回の裁判は、盗撮動画をネットに投稿した件について行われたが、洋平被告は、他にも不同意性交等、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反、詐欺、監禁、詐欺未遂といった数々の罪に問われている。

これだけ多くの卑劣かつ悪質な犯行を行った洋平被告。法廷に現れた姿は、小柄で色白。黒色のスーツを着用し、耳が隠れるほど伸びた髪はボサボサで、襟足をゴムで結んでいた。その容姿はかなり華奢な印象だ。当日の傍聴席は満席で、彼が入廷するなりざわついた雰囲気になったが、気後れすることなく落ち着いた様子で傍聴席を見渡した。席についても視線を傍聴席に向け、一人ひとりの顔を確認するかのように凝視。その落ち着きぶりには、底知れぬ不気味さを感じるほどだった。

身元確認で裁判長から名前を問われると「小野洋平です」とはっきりとした口調で名乗ったが、住所を問われると関西訛りの口調で「うろ覚えなので番地までは覚えていないです」と自分の住所を答えられない。

起訴内容について「間違いありません。控訴事実については争いません」と認めたが、検察が冒頭陳述を読み上げた後、「追起訴が多数続く予定です」と述べたことからも、洋平被告にはかなりの余罪があることがわかる。

「洋平被告は“頂きおじさん”を自称し、晴香被告と凛被告と共謀し、パパ活女子をターゲットにした“逆美人局”をしていました。それぞれに役割分担があり、洋平被告が女性と性行為を行い、その後、晴香容疑者が女性を脅し、金銭を要求するといった内容を計画的にやっていたのです。家宅捜索では洋平被告と100人以上の女性とのわいせつな画像も見つかっています」(全国紙司法担当記者)

これに先立ち、6月5日には晴香被告と凛被告の初公判が行われ、2人とも起訴内容を認めている。

妻に対しても性的暴行

法廷にグレーの上下のスウェット姿で現れた“2人の妻”は、外見的にもまったくタイプが違っていた。妻の晴香被告はマスクとメガネを着用し地味な印象。表情は乏しく、身動きもせずおとなしく着席していた。

一方、内縁の妻・凛被告は目鼻立ちがはっきりとした派手な顔立ちで、グレーのスウェット姿からもわかるほど、肉感的な体形をしている。入廷の際には女性っぽい仕草で小さな歩幅で歩き、法廷に似つかわしくない印象を与えた。

そんな2人の“逆美人局”の役割分担については、検察側の冒頭陳述によって明らかにされた。

晴香被告がパパ活女子との連絡、ホテルの予約。凛被告がホテル部屋の盗撮用のカメラの設置、撮影を担当。後日、慰謝料を請求する際に女性が「既婚者と知らなかった」と主張することを見越し、洋平被告が結婚指輪をした状態で、女性とホテル入室する様子を撮影。また女性の隙(すき)をみて女性の身分証を撮影し、住所など個人情報を調べあげていた。

ただ、警察によると、女2人は洋平被告の洗脳状態にあったのではないかという。

「6月10日に洋平被告は晴香被告に暴行し、抵抗できない状態にしたうえで性的暴行を加えた疑いで再逮捕されています。警察によると、女性が誘いに乗らず失敗に終わると、晴香被告に不手際があったとして暴行を加えており、今回の再逮捕は晴香被告が被害届を提出したようです。

2人がこれまで通りまだ洗脳状態にあれば、洋平被告をかばう証言をするかもしれませんが、洋平被告の洗脳が解かれた可能性の高い晴香被告の口から真実が語られる可能性は高いでしょう。法廷で一夫多妻生活の実態が明らかになると思われます」(全国紙社会部記者)

被害者たちのためにも事態解明が待たれるが、洋平被告に関しては、余罪があまりに多すぎるため、次回の審理の見通しは立っていない。