2025年12月に完成した2階建ての注文住宅で暮らす日刊住まいライターは、夫婦と4歳・2歳双子で暮らす5人家族です。、「せっかくの新居、“遊び心”を取り入れたい」そんな思いでスキップフロアを採用したそう。今回はライターが実際に住んでみて気づいた、スキップフロアのメリットとデメリットについて語ります。

新居に憧れの「スキップフロア」を採用

筆者は夫婦+4歳・2歳双子で暮らす5人家族です。2025年12月に、地元の工務店に依頼した2階建ての注文住宅が完成しました。家づくりでは遊び心を取り入れたいと思っていた筆者は、以前から憧れていたスキップフロアを採用。

【実際の写真】下のリビングから丸見え状態

1階と2階の中間にスペースを設けるスキップフロアは、空間を有効活用しながら個性も出せる構造が特徴です。おしゃれさもありつつ、暮らしやすい家にしたいと考えるわが家には、ぴったりの選択でした。

メリット1:LDKが明るくておしゃれな空間に

完成したLDKを初めて見たときは、スキップフロアを採用して大正解だと感じました。

まず、構造上吹き抜けになるため、視界が抜けて開放感があります。2階の窓からの採光もとれて、明るさもアップ。

さらに、LDKに立体感と奥行きが生まれ、空間全体がぐっとおしゃれに仕上がりました。「遊び心」という家づくりのテーマのひとつを、こうして形にできたことはとても満足しています。

メリット2:キッチンから家族の様子が見わたせる

わが家のスキップフロアは、キッチンのすぐ横にある間取りです。

スキップフロアの上の空間にはカウンターを設置し、現在は筆者のワークスペースとして活用しています。

このレイアウトでよかった点は、仕事をしていても家族の気配を感じられ、料理の合間にちょっとした作業ができること。子どもが大きくなったら勉強スペースとしても使用する予定で、それぞれのライフスタイルが異なっても、家族が同じ空間で過ごす時間をきちんととれることは、わが家にとっては大切でした。

また、スキップフロアの下の空間は、子どもの遊び場兼オモチャ収納になっています。「秘密基地感」があり、子どもたちも大喜び。

さらに、オモチャがリビングに進出しにくく、散らかりにくいのもうれしいポイント。

キッチンに立てば、スキップフロア上下の空間が自然と目に入るため、家事をしながら子どもたちを見守れる安心感もあります。

住んで気づいた「デメリット」も

とはいえ、デメリットもありました。

開放的な設計ゆえに気をつけなければならなかったのが、スキップフロアに置くものや配線の「見え方」です。とくにスキップフロアの上の空間は、リビングのソファやダイニングから視線を上げると、壁面がすぐに目に入ります。

ワークスペースとして使っているので、パソコンの充電ケーブルや細かな小物が雑然と並びがちで、「見せる収納」の意識が常に必要だと実感しました。

インテリアにこだわった空間だからこそ、配線の処理やケーブルボックスの活用は設計段階から意識しておけばよかったと後悔しています。

また、わが家のスキップフロアは、階段の手すりがスケルトンのアイアンのため、子どもの安全対策としてひと手間必要になった部分もありました。

引き渡し後、開口部にDIYでネットを設置することで対応しましたが、こうした追加作業が発生する可能性も設計段階で頭に入れておくと安心かもしれません。

スキップフロアは、リビングに空間の変化をもたらし、家族でコミュニケーションをとれる時間を自然につくれることが魅力です。

一方で、間取りや手すりの形状によっては、見え方や入居後の追加作業といった課題が生まれる可能性があります。理想の空間を長く快適に使い続けるためには、設計段階から実用性についても計画することが大切だと実感しました。

これから家づくりをされる人の参考になればうれしいです。