収納の工夫で、朝の準備がラクになった事例を紹介します。夫と子ども2人の4人家族で、ミニマルな暮らしをしている整理収納アドバイザー・Nozomiさんのケースです。ここではNozomiさんが実践している、悩まず判断ができて忘れ物防止につながるアイデアについて語ります。

​1:定位置を決めて「探しものの時間」をなくす

朝のバタバタは、やることの多さよりも「どこになにがあるか分からない」ことが原因になりがちです。探す時間や迷う時間が積み重なることで、全体の流れが崩れると感じます。

【実際の写真】朝食づくりもラクな、片付いたキッチン

そこで重要なのが、使う場所の近くに定位置をつくること。たとえば、身支度に使うものは洗面所、外出時に必要なものは玄関など、動きに合わせて配置します。

朝は判断する余裕がないからこそ、「探さなくていい状態」をつくっておくことが大切だと思います。置き場所が決まっていれば、自然と手が動き、準備のスピードが安定します。

2:「選ばなくていい」収納で悩まず行動できる

朝の時間をラクにするには、「なにを使うか迷う状態」を減らすことも効果的です。よく使うものだけを残し、すぐ手に取れる収納にしておくと、判断の回数が減ります。

たとえば、服は一軍だけを並べておく、朝食グッズも取り出しやすい場所にまとめるなど、選ばなくても進む形に。毎朝同じ流れで動けるようにすることで、考える手間が減り、準備がしやすくなったと実感しています。

3:子どものアイテムは1か所にまとめる

子どもの準備が進まない原因は、ものが分散していることが多いです。どこに、なにがあるか分かりにくいと、それだけで時間がかかってしまいます。持ちものはできるだけ1か所にまとめておくことで、子ども自身でも準備しやすくなります。

たとえば、学校や園の持ちものをまとめたスペースをつくるだけでも効果的。親が声をかけ続けなくても進む状態をつくることも大切だと感じます。準備の工程を減らし、迷わない形にすることで、朝の流れが安定します。

4:忘れ物を防ぐ配置を動線に組み込む

忘れ物は気合いで乗りきるのではなく、仕組みで防ぐことも意識しています。

たとえば、必ず持っていくものは玄関に置く、カバンに入れるものはまとめて置くなど、動線の中に組み込むと忘れにくくなります。出かけるときに自然と目に入る場所に置くことで、意識しなくても準備が整います。