大分県への移住者が6年連続で過去最多を更新 日田市が県内トップ、背景にある3つの要因
大分県は、昨年度に他の都道府県から県内へ移住した人が1751人に上り、6年連続で過去最多を更新したと発表しました。
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「市町村との連携」で成果
県によりますと、今年3月までの1年間に県内へ移住した人は1050世帯・1751人となりました。前年より62世帯・5人増え、6年連続で過去最多を更新しました。
市町村別では日田市が最も多い290人、次いで大分市が209人、由布市が175人などとなっています。年代別では30代以下が半数を占めています。
要因について佐藤知事は「県や各自治体の支援策、サポート体制の充実」を挙げています。
(佐藤知事)「移住希望者のニーズに応じたきめ細かな政策を、市町村と連携しながら市町村も独自にやってきた結果ではないか」
その上で佐藤知事は、婚活や子育て世代への支援に力を入れ、引き続き人口減少を反転させる取り組みを進めていきたいとしています。
日田市が県内トップ「3つの背景」
県内の市町村別のデータでは、大分市や由布市を抑えて日田市がトップとなっています。なぜ日田市が選ばれているのか。その背景には主に3つの要因があげられます。
・独自の支援金制度
昨年度から日田市は移住した子育て世帯などを対象に独自の応援金を支給しています。この制度も後押しになり、大分市を抜いて再びトップに立ちました。
・地理的な強み
福岡県境と接していることから、実は移住者の5割以上が隣接のうきは市や朝倉市など、福岡からの移住者です。この移住ニーズを掴んでいる形です。
・手厚いフォローアップ
市ではNPO法人と連携して移住する前だけではなく、移住後のサポート体制も整えています。交流会を定期的に開催するなど、移住した人が地域にスムーズに馴染みやすいようソフト面でも力を注いでいます。
深刻な人口減少が課題となる中、県全体でのきめ細かな政策を継続していくことが、今後のカギとなりそうです。

