家がキレイな人が「やめてよかった」暮らし方3つ。思い込みを手放したら、毎日がラクになった
暮らしやすい家を目指すあまり、「こう片付けた方がよい」「これが正しい」と思い込んでいませんか? 「がんばって片付けるほど、家族が協力してくれないことが気になり、イライラやあせりが募っていました」。そう話すのは、ライフオーガナイザー1級のkinopikoさん(40代)。そんなkinopikoさんが抱えていた「3つの思い込み」と、今の心地よい暮らし方を紹介します。

1:「ものは少ないほうがよい」思い込みをやめた

ミニマリストを目指していた頃は、ものはとにかく少ないほどよいと思い込んでいました。
子どものオモチャを見ては「減らした方がよいのに」と思い、夫がもっているものを見るたびに「多すぎる…」とため息。減らそうとすると、「必要だから」「まだ使える」と言われて険悪な雰囲気になり、「よいと思うことをしているのに、なぜうまくいかないのだろう」とモヤモヤしていました。
この違和感から、人によってちょうどよいものの量が違うと気づきました。私が多すぎると思っても、夫や子どもは必要と感じることも。そう考えると、無理に減らすよう求められたらイヤだと感じるのも当然だと納得しました。
●家族のスペースには口出ししない
今は収納スペースとの兼ね合いも見つつ、家族で話し合ってものの基準を決めています。子どもは「自分で出し入れできる量」、夫は「自分で管理できる量」、私は「スッキリして落ち着く量」。キッチンは主に私が使う場所なので、私の基準がメイン。それ以外はお互いのスペースに口を挟まないと決めています。
基準内であれば各自自由にすることで割りきれるようになり、家族にイライラすることが減りました。
2:「理想の収納をマネする」のをやめた

以前はSNSや本で情報を集めて、収納方法をそっくりそのままマネしていました。白いケースでそろえ、細かくラベリングして、「これさえやれば片付く」と思って必死に整えていたのです。
でも実際は、家族はものをしまう場所がわからなくて元に戻せない、私もだんだん面倒になって続かない…。一見キレイに思えても、じつは暮らしにくい状態になっていました。
そのとき気づいたのが、自分に合う収納タイプとのズレです。私はざっくりとしまって出し入れする方がラクで、ものが視界に入らないとどこにあるかわからなくなるタイプ。試行錯誤を重ね、今は使いやすさを優先した収納に落ち着きました。
・使う人がラクに出し入れできることを優先
・細かく分けすぎない
・雑多なものは大きいボックスにまとめる
・ラベルは最低限にするか、半透明などで中身が見えるようにする
●家族ごとに片付けやすい環境をつくる
さらに子どもたちも片付け方が異なり、息子はジャンルごとで分ける方、娘はざっくりまとめる方が使いやすいとわかりました。
ひとりひとりに合わせた仕組みをつくるのは少し手間ですが、その苦労こそ、その先の暮らしがラクになる近道だと感じています。だれかの片付け方にそのまま合わせるのではなく、自分たちに合う形に整えるのが大切だと今は実感しています。
3:「失敗してはいけない」と考えるのをやめた

昔の私はとにかく失敗したくない人でした。たとえば、服を買うときに「長く着られるか・ほかの服と合わせやすいか」と考えすぎて、何日も悩むことも。しかしいざ着てみると「あれ? なんか違う…」と思って、結局着なくなっていました。収納グッズも同じで、口コミを調べてサイズも測ったのに、使ってみると家事動線に合わないことが何度もありました。
百聞は一見にしかずで、どれだけ悩みぬいても使ってみないと分からないことだらけだと気づきました。だれでも失敗はしたくないし、悩むこと自体は悪くありません。ただ、ある程度の失敗を経た方が、より早く暮らしやすい形に近づけると実感しました。
●服やものは15分以内で買うか決める
そこからは行動も変わりました。服や日用品は15分以内で検討し、2〜3回繰り返しても決まらなければ一度離れるようにしています。距離をおくことで冷静に判断できたり、それほど必要ではなかったと気づくことも多く、悩みすぎてなにもできない…ということも減りました。
失敗は自分に合う形を見つけるための過程。そうとらえられるようになってから、毎日の暮らしがグッとラクになりました。
思い込みを手放し、無理なく過ごせるようになった
「こうした方がよい」と思っていたことが、知らないうちに自分を縛り、生活を苦しくしている原因になっていました。
心地よい暮らしのために大切なことは、柔軟で広い視野をもつこと。思い込みを手放したことで、前よりも過ごしやすくなったと感じています。
