「Numbers to know」は、モダンリテールが注目するニュース(3月14日(金)〜3月20日(木))を数字とともにご紹介します。

6400店舗

中国ティーチェーン「チャジー」がナスダック上場へ

中国発のティーチェーンのチャジー(霸王茶姫/CHAGEE)が、米ナスダックに上場申請を行った。2017年の創業からわずか数年で、中国を中心に6400店舗以上を構える。2024年の売上高は17億ドル(約2550億円)、純利益は3億4450万ドル(約517億円)に達した。今春には米LAのウェストフィールド・センチュリーシティモールに米国1号店を開業予定だ。スターバックス成功の影響を受けた創業者の張俊傑(チャン・ジュンジエ)氏は、「100カ国でティーラバーに届け、年間150億杯を提供する」というビジョンを掲げる。ただし、過去に不正会計問題でナスダックから上場廃止されたラッキンコーヒー(Luckin Coffee)の例もあり、米投資家の目は厳しい(CNBC)。

40%

23アンドミーが経営破綻、従業員の4割削減後も再建ならず

遺伝子検査のパイオニアとして知られる23アンドミー(23andMe)が、米連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請した。発表によると、CEOのアン・ウォイジツキ氏は即時辞任し、今後は裁判所の監督下での売却プロセスに入る。2023年末には従業員の約40%にあたる約200人を解雇し、治療分野の開発も停止するなど抜本的なリストラを断行したが、事業モデルの再構築には至らなかった。2021年にSPAC上場を果たし、一時は企業価値60億ドルを超えた同社。DNA検査キットを軸にサブスクリプションモデルへの移行を試みたが、持続的な収益化には結びつかなかった(CNN)。

5年ぶり

英トップショップが5年ぶりにリアル店舗復活か SNSで再始動を予告

英ファッションブランドのトップショップ(Topshop)が、ハイストリートへのカムバックを示唆する投稿をSNSで発信し、ファンの間で話題となっている。パンデミック下で親会社アーケイディア・グループが破綻し、2020年に実店舗をすべて閉鎖して以降、ブランドはオンライン専業となっていた。2021年にASOSが買収し、さらに2024年にはデンマークのベストセラー社が75%の株式を取得。今年3月、公式Instagramでは「WE’VE MISSED YOU TOO(私たちも、あなたが恋しかった)」「WE’VE BEEN LISTENING(ずっと声に耳を傾けてきました)」といったメッセージが投稿され、復活への期待が一気に高まった。最盛期には世界37カ国で500店以上を展開していたTopshop。ファッションの原点に戻るような動きに、かつてのロイヤルファンたちは熱狂している(Independent)。編集/戸田美子