腕を組んで試合を見守る三浦監督(左)=撮影・持木克友

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 「DeNA2−4中日」(14日、横浜スタジアム)

 必勝を期したものの、届かなかった。接戦となり、DeNAが痛恨の逆転負けを喫した。

 ターニングポイントは2−2の六回だ。3番手として山崎が登板したが、1死一、二塁のピンチを招く。この場面で投手・福谷に初球を痛打され、左線への2点適時二塁打を浴び、勝ち越しを許した。三浦監督は「油断したわけじゃないと思うんですけど。ああいう失点が重くのしかかってきた」と厳しい表情を浮かべる。打線は、二回以降スコアボードに0を並べた。

 15日から1ゲーム差の3位・広島と敵地で直接対決2連戦を行う。「下なんか向いてられないですから。明日から全力で、全員で戦っていきます」と言葉に気合を込めた指揮官。気持ちを切り替え、前を向いてまずは上位浮上を狙う。