広島・新井監督 同点を許した七回の継投策を「自分の継投ミス」「ワンテンポ遅れた」

　「阪神４−３広島」（１４日、甲子園球場）

　広島は今季８度目のサヨナラ負けを喫し、同ワーストの６連敗。３点リードの七回に四死球や守備の乱れなどで同点に追いつかれると、九回に回をまたいだ黒原がサヨナラ打を浴びた。この日は２番に坂倉、４番に野間を起用して打順を組み替えたが、白星にはつながらなかった。以下、新井貴浩監督（４７）の一問一答。

　−黒原がサヨナラ打を浴びた。

　「まあそれは勝負にいった結果。また明日頑張りたい」

　−ハーンがいない中での継投策。

　「きょうは自分の継投ミスかなと。ワンテンポ遅れたかなと」

　−（２番手・島内が１死一、二塁で代打・前川に四球。３番手・森浦を投入して３失点につながった場面を振り返り）

　「前川のところで（島内を）代えてあげるべきだったと。ちょっと、あっぷあっぷしていたからね。自分のミスだ」

　−今季初めて２番で坂倉を起用。

　「どういう並びにしたら線になるかな、つながりになるかなというところを考えて、きょうはこういう打順にしました」

　−先発の森が６回８６球で降板。

　「そこはもうスパッと迷いなく六回までというところかな。森は本当にナイスピッチングだったと思います。打者に向かって攻めていくナイスピッチングだと思います」

　−明日から本拠地でＤｅＮＡと２連戦。

　「一戦一戦という気持ちで明日も戦いたいと思います」