津市にある三重短期大学の学生が、津市中心部の課題改善や活性化などについて考える集中講座が12日から始まりました。

実践的に取り組む学生の育成を目指して三重短期大学が進める集中講座で、今年は津市の中心市街地にある大門・丸之内地区を対象に行われます。

今年の講座には生活科学科の2年生24人が参加しています。

官民が連携して大門・丸之内地区の活性化に取り組む街づくり組織から、津市の歴史をはじめ、道路や公園の空間をいかしたにぎわいづくりの実証実験「シェアサイクル」の導入など、まちの活性化に向けた取り組みなどの説明を受けました。

学生たちは6つのグループに分かれて商店街などを歩き、地域の現状を確認しました。

集中講座は18日まで4日間にわたって行われ、学生たちは現地調査の結果を取りまとめ、地域の持続的な発展に向けた計画を作成し発表する予定です。