電力用、通信用、地中線用の各種金物を製造していた昌一金属(大阪)が民事再生法の適用を申請、負債約39億2000万円
全国の電力会社や電気工事会社に販路を構築していた
昌一金属(株)(TDB企業コード:580253723、資本金2700万円、大阪府大阪市港区市岡4-1-5、代表山本昌司氏)は、12月26日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日弁済禁止の保全処分および監督命令を受けた。申請代理人は郄木大地弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所、大阪府大阪市中央区北浜2-5-23小寺プラザ12階、電話06-6231-3210)ほか6名。監督委員には宮本圭子弁護士(弁護士法人第一法律事務所、大阪府大阪市北区中之島2-2-7 中之島セントラルタワー24階、電話06-7669-8933)が選任されている。
しかし、震災復旧関連の工事減少に加え、電力の自由化などに伴う電力会社の経費圧縮の影響で受注が減少し、2021年9月期の年売上高は約14億3700万円にとどまっていた。こうしたなか、2023年9月期において、40億円を超える過年度損益修正の必要が生じ、私的整理による再建を模索したものの、取引金融機関の足並みが乱れ、資金繰りが急速に悪化したことから、自主再建を断念した。
負債は約39億2000万円。
なお、現在も営業は継続中。今後、スポンサーを募り、再建を目指す方針。
