画像提供/株式会社タカラトミー

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 夫婦といえども、もともとは赤の他人。いくら仲むつまじいとはいえ、お互いを100%理解し合うなんて、至難のワザ。思い違い、すれ違い、勘違い・・・気がついたら、2人の間には大きな溝ができていて、「離婚」の2文字がチラつき始める。と、そんな危機に直面している人たちに、是非ともオススメしたいゲームがあります。

 その名も、『夫婦のビタミン』。てゆうか、こんな時にゲーム!? と思うかもしれませんが、製作にあたって採用されているのは、2万組以上の夫婦データをもとに科学的に立証された夫婦改善のためのカウンセリングプログラム。ゲームとはいえ、離婚大国アメリカをはじめ、世界12カ国で夫婦の危機を救ってきた、信頼性のあるものなんです。

 質問は全96問。Q&A方式の質問に回答することで、夫婦の関係性や夫の対話力を診断。分析結果は6つのカテゴリーを元に「愛される夫度」で判別されるというけれど、果たしてこのゲームを行うだけで、本当に離婚の危機は救えるんでしょうか?

 「診断に従って夫がプログラムを繰り返すことで、良好な夫婦関係に不可欠な対話力が向上します。『夫婦のビタミン』は、夫婦間の繋がりの深さや、認識のズレ、問題点などを導き出し、夫婦のことを考え、向き合う意識を養い、気づくきっかけを作ってくれるものだと考えております」(株式会社タカラトミー スマイフマーケティンググループ)

 ん〜、夫よ、ガンバレ! といったところですかね。ところで、タカラトミーといえば、言わずと知れた玩具メーカー。玩具=子供のイメージがあるけれど、なんでまた夫婦向けの商品なんでしょう?

 「少子高齢化をにらんだ市場開拓を考えていたところ、社会現象化している熟年離婚の要因として、夫婦間のコミュニケーション不足や夫の対話力不足が浮かび上がりました。そこで、“危機感を感じているはずなのに行動できない”、“できるなら今より快適な夫婦関係を望んでいる”という夫たちの役に立ちたいという思いを、『夫婦のビタミン』に入魂し、手軽に楽しめる、でも奥が深いゲームとして商品化しました」(同)

 市場開拓!! いや〜、大人のオモチャには色んな事情があるんですね(笑)。(清川睦子/verb)

■関連リンク
夫婦のビタミン - 文中で紹介した『夫婦のビタミン』のWebサイト
株式会社タカラトミー - 文中で紹介した『夫婦のビタミン』を販売するタカラトミーのWebサイト