Metaのマーク・ザッカーバーグCEOが、次世代のVR・MRヘッドセットである「Meta Quest 3」を2023年秋に発売することを、2023年6月1日に発表しました。価格はストレージ容量128GBモデルで税込7万4800円で、さらに大きなストレージ容量のモデルも登場するとのことです。

Meta Quest 3がこの秋登場、Meta Quest 2は値下げしパフォーマンスが向上 | Meta Questブログ | Meta Store

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Quest 3の登場を告知するムービーが以下。

(日本語字幕対応)Meta Quest 3 新登場 | この秋リリース - YouTube

Quest 3はQuest 2からデザインが大きく変わり、インサイドアウト方式のカメラがバイザー中央にある3つのセンサーユニットに内蔵されています。



パススルーカメラはフルカラー対応で、画素数はQuest 2の10倍以上に向上。さらにセンサーユニットには、プレイエリアをより正確に読み取るための深度センサーも内蔵されています。



前世代機であるQuest 2にもパススルーはありましたが、あくまでもモノクロ表示だったので、「拡張現実をメインに使うデバイス」とは言い難いものでした。Quest 3ではセンサーユニットが進化したことによって、VRだけではなくARも十分可能となっているのがポイントです。



Quest 3は、Quest 2よりも薄型であることが特徴となっています。たとえば、Quest 2ではフレネルレンズが使われていたのに対して、Quest 3ではQuest Proと同様にパンケーキ型レンズを採用。これによって、光学部分がQuest 2よりも40%スリムになったとのこと。実際にQuest 2(左)とQuest 3(右)でバイザー部分を並べるとこんな感じ。



ヘッドバンド部分は、左右の耳に当たる部分がスピーカー内蔵でプラスチック製となっていて、後頭部と頭頂部を覆う部分はゴムバンドになっている模様。ただし、Quest 3のヘッドバンドの後頭部はQuest 2と異なり、Yの字のように二股に分かれている形状となっています。

Quest 3のディスプレイは、Quest 2やQuest Proの片目1832×1920ピクセルを上回り、これまでで最も解像度が高いディスプレイになるとのこと。ただし、具体的な解像度は明らかにされていません。



搭載チップセットは、Quest 2に搭載されていたQualcomm XR2よりもグラフィック性能が2倍以上に向上した「Qualcommの次世代チップセット」になるとのこと。



コントローラーはQuest 2のものとは大きく異なり、ハンドトラッキング用の丸い輪の部分がなくなりました。見た目はQuest Proで使われているMeta Quest Touch Proコントローラーに近く、リアルな振動を体験できるTruTouchハプティクスも搭載していますが、コントローラーに認識用のカメラは搭載されていない模様。ただし、Meta Quest Touch Proコントローラーを別途購入して使うことは可能となっています。



Quest 3の価格は、ストレージ128GBのモデルが税込7万4800円となっており、発売日は2023年秋になるとのこと。よりストレージ容量の大きいモデルも登場予定だとMetaは述べていますが、具体的にどんな種類が用意されるのかはまだ明らかにされていません。Metaは、アメリカ時間の2023年9月27日(水)に開催される発表イベント「Meta Connect」で、さらなる詳細を発表するとしています。

なお、Quest 2は128GBモデルが税込5万9400円から税込4万7300円に、256GBモデルが税込6万4400円から税込5万3900円に引き下げられることも発表されました。さらにパフォーマンスが大きく向上するアップデートも予定されており、どれだけパフォーマンスが改善されるかは以下のムービーを見るとよくわかります。

Quest 2 Performance Upgrade Proof of Concept - YouTube