ホンダの商標とバッティング!? スズキ「ワゴンRスマイル」のネーミングの顛末

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8月27日にデビューしたスズキの新型軽ワゴン「ワゴンRスマイル」。その車名に関連した商標を調べてみた。すると、ホンダが自動車の分野(第12類)で「SMILE(登録商標第4104739号)」という商標を持っていることがわかった。この商標は1995年に出願されているが、かつて1980年代には50㏄スクーターの名前で「イブスマイル(eve SMILE)」として使用されていた(当時は別の商標が存在していたのかもしれない)。現在はホンダ青山ビル1階(ホンダウエルカムプラザ青山)にいる運営スタッフが「Hondaスマイル」と呼ばれ親しまれている。

【画像】ありそうでなかった新型車「ワゴンRスマイル」

今回の「ワゴンRスマイル」のネーミングは、このホンダ商標とバッティングしてしまうのかどうかが気になるところだ。スズキによると、今回の新型車の命名にあたっては「商標の所有者に確認をして快諾をいただいた」とのことである。つまり、ホンダの粋な計らいによって「ワゴンRスマイル」の車名が実現したわけだ。

スズキ商標では「WAGON R SMILE(登録商標6352406号)」としているが、基幹車種の「ワゴンR」を付けて差別化(商標の使用領域も『ワゴン型自動車並びにその部品及び附属品』に限定)することで、商標上のバッティングを切り抜けたようである。そのため、ホンダ商標との兼ね合いもあり、「スマイル」単独の呼び方は許されておらず、今後「スマイル」の名前が定着したとしても、単独名に発展することはない。

〈文=ドライバーWeb編集部〉