『ゲーム・オブ・スローンズ』スターク家のあの子がガンで死去...

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大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、スターク家の次男ブランが飼う大狼〈ダイアウルフ〉のサマーが亡くなったことが明らかとなった。米Entertainment Weeklyが報じている。

シリーズ第1話でスターク家が見つけたダイアウルフの子犬たちとしてサマーを演じたのは、オーディンという名前のノーザン・イヌイット・ドッグ。オーディンは、昨年11月に口腔ガンと診断され、闘病生活を4ヵ月送った末の3月26日(木)に眠ったまま10歳で天国へと旅立ったとのこと。

飼い主一家がオーディンの画像をInstagramに投稿し、「オーディンは家族の一員で、この子が生後7週間の子犬だった時に飼い始めました。もともと私たちが望んでいたのは、一緒にハイキングに出かけて、夜には焚火のそばで家族の足元で眠るような大きな犬というだけでしたが、それ以外のこともすべてが贈り物でした。オーディンが『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1第1話でブランが抱えていた子どもの大狼として、みなさんの記憶に永遠に残ると思うと慰められます。どうかあの時の姿で覚えておいてください」とメッセージを綴り追悼の意を捧げた。オーディンは亡くなる直前まで、ビーチへの散歩と、お気に入りのおやつが大好きだったという。

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オーディンが亡くなる前、ガンの治療のために1万2000ポンド(約160万円)の募金が集まっていた。その献金について飼い主は、「オーディンの治療のために信じられないほどの額を寄付してもらい、心から感謝しています。寄付金の一部は治療費に使い、残りはお気に入りの犬のチャリティ団体に寄付しました。そのお金は病気を乗り越えなければならない犬を助けるために使われます」と述べている。

飼い主一家が運営していたInstagramアカウント(got_direwolves)では、過去のオーディンやその兄弟、ソーの画像を見ることもできる。ソーは同じくシーズン1第1話で、のちにロブ・スタークが飼うグレイウインドの子ども時代を演じていた。

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先日には、米ABCの人気ファミリードラマ『モダン・ファミリー』で、ジェイ&グロリア・プリチェット夫妻の飼い犬ステラを演じたベアトリスというフレンチ・ブルドッグが、シリーズ最後のエピソードを撮影し終えた数日後に亡くなっていたことが報じられていた。

なお『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ナオミ・ワッツ(『マルホランド・ドライブ』『ジプシー』)が主演する前日譚スピンオフはキャンセルになったが、ターガリエン一族の歴史を描く『House of the Dragon(原題)』はシリーズ化が決定している。(海外ドラマNAVI)

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