ワールドカップをレガシーではなく次の100年への基点に!
ラグビーW杯はオリンピック・パラリンピック、サッカーW杯と並ぶ世界3大スポーツイベントの一つと言われ、今回がアジアでの初開催となる。前回の15年英国大会予選リーグでは、過去同大会で一勝しかしていなかった日本が、W杯優勝2回の南アフリカを撃破し注目を集めた。
福島氏は「2009−19年までの10年間は、日本代表が強くなっていく軌跡と捉えることができる」と話す。W杯日本大会終了後は、「向こう10年を考えるとスタートラインでしかない」(福島氏)と冷静に分析する。そのうえで「19年W杯をレガシー(遺産)ではなく、基点にすることが必要」(同)だと説く。
日本ラグビー協会は現在、W杯後をにらみ日本ラグビーの事業化や国際ブランド化を進める戦略室マネージャーを募集している。受付期間は6月26日まで、ビズリーチが運営する転職サイトを通じて募集する。業務内容は戦略策定やビジネスの分析、海外プロラグビーリーグ・協会との交渉、日本代表のブランド再構築など。
業務委託で報酬は年収表記で900〜1100万円。7月の採用と早ければ8月の就業開始を予定する。求める人材は「整った環境ではなく、ゼロベースから問題の解決策を見つけられる、ビジネスプロフェッショナル」(福島氏)。スポーツビジネス、ラグビー経験は不問。ただし、英語力が必須だという。
アジア初のW杯開催国として、ジャパンラグビーのグローバル化を引っ張るための国際戦略の策定と各国協会との協議が必要になる。次の100年を視野に入れた人材獲得は待ったなしだ。
