安さが魅力の光コラボのインターネット回線! 7月にデメリットの乗りかえ問題が解消する

写真拡大 (全2枚)

「今までよりもインターネット料金が安くなります」
こんなチラシが郵便ポストに入っていたり、家電量販店で話を聞いたりしたことがある人も多いことでしょう。

実はこれは、「光コラボ」という新サービスなのです。

「光コラボ」とは、
2015年の2月からスタートしたサービスで、NTT東日本・西日本のインターネット回線を借り受け、従来よりも安価にインターネット回線を提供できるというものなのです。

大手携帯電話会社から回線や電波を借りて、それよりも安い価格で提供される格安スマホのインターネット回線版だと考えるとわかりやすいかもしれません。

この「光コラボ」ですが、インターネット回線の利用に必要な工事などは従来のNTT東日本・西日本と変わりません。これから新規に申し込む場合はもちろん、今まで使っていたインターネット回線からの乗り換えも容易なことが売りのひとつになっています。

しかしデメリットもあり、契約してみてから気付いたケースもあり、多くの人が悩まされています。

今回は、「光コラボ」のデメリットと、この夏に解消される予定について説明します。


○光コラボは「他社に変更できない?」


光コラボでインターネット回線を契約するメリットは
「今までよりも安く利用できること」です。

また、NTTドコモの「ドコモ光」やSoftBankの「SoftBank光」のように、携帯電話会社が提供することで携帯電話とのセット割が適用されますので、さらにお得に利用することができたりもします。

これだけ聞けば「光コラボでインターネット回線を契約しよう」と考えるのですが、実は契約した後に大きな落とし穴があります。

それが「他社に変えるには、解約と再工事が必要」ということ。

NTT東日本・西日本から光コラボの安価なインターネット回線への切替は工事などなく、今使っているインターネット回線を利用したまま変更することが可能です。
ですが、
・他の会社の方が安かった
・携帯電話の会社を変えたので、セット割が適用できる会社に変更したい
など、光コラボのインターネット回線から変えたい理由が発生することもあります。
その場合は、
・光コラボのインターネット回線を解約
・新たに使いたい会社で申し込み
となり、再度利用できるように工事されるまではインターネット回線が利用できなくなってしまいます。


○7月から、光コラボからの他社乗りかえで解約と工事不要になる
この光コラボの「のりかえできない」不便さが、今年の7月から解消する予定です。

NTT東日本・西日本は7月1日から【「光コラボレーションモデル」における事業者変更手続き】の受付をスタートします。

この手続きを行うことで、今使っている光コラボのインターネット回線の解約や再工事なしで他社サービスにのりかえることが可能になるのです。

身近なものでいえば光コラボで一番の恩恵があったのは「携帯電話料金」でしょう。
家のインターネット回線がドコモ光を利用していて
・SoftBankに欲しい機種がある
・乗りかえた先でネットもセットにすれば今と同等か、それより安くなる
こうした場合、
インターネット回線の解約や再工事が必要だったり、インターネットが使えない期間があったりするのでは、のりかえを断念するといったケースにもなりかねません。

今回の「事業者変更手続き」がスタートすれば、インターネット回線を使えない期間や再工事は発生せずに、他社の光コラボのインターネット回線に変更ができます。

これなら「インターネット+携帯電話」の通信料の見直しも、かなり簡単に行えるようになります。

筆者自身もスマホはNTTドコモ、インターネット回線はドコモ光を利用しています。
過去に何度かSoftBankやauなどのインターネット回線に変更した方が安くなるケースがあったのですが、インターネット回線の解約や使えない期間があるため、断念してきました。

また携帯電話とのセット割はありませんが、さらに安い光コラボのインターネット回線にのりかえた方が安くなると思ったこともあります。こちらも解約などの手間を理由に手続きを断念しました。

現在のスマートフォンも各社から「分離プラン」として、従来よりも安く使えるプランが今年に入って次々と発表されています。

こうした状況の中、利用中のインターネット回線のりかえがネックとなり、通信料の見直しをしたくてもできなかった状況も、今年の7月1日からは、解消されるのです。

通信料を少しでも安くしたい。
そう考えている人は、7月1日以降に改めて携帯電話、インターネット回線、それぞれの見積もりを出し、のりかえを検討してみるといいでしょう。
執筆 迎 悟