“温活”市場が沸騰している!
40℃貼るカイロ
「女性の社会進出に、生産性を上げるという意味で貢献したい」。エステー事業統括部門サーモケア事業部の砂子坂章事業部長は熱意を語る。同社では女性向けカイロ「On Style(オンスタイル)」シリーズを9月に発売した。
おなかに貼るタイプは温熱医療機器としての認証を取得した。砂子坂事業部長は「女性は生理痛があるため、おなかを温めることに関しては一年中需要がある。寒さや痛みで仕事に集中できない、という悩みを解決してほしい」と真剣だ。
現在、カイロの需要は40代以上が圧倒的に多い。20代、30代に活用を訴求し、オフィスでの冷え対策グッズとしてカイロ自体の認知度も高める。
漢方で体質改善
一方、クラシエは体の内部から冷えの解消を目指す。パッケージに症状を書いて選びやすくした漢方「漢方セラピー」シリーズの中に「女性の悩み」カテゴリーを設置。血液の質を改善する「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」や血流を改善する「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」などを女性の冷え対策として展開する。
一般的な冷え対策として「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)」も販売しているが、女性の冷えの症状に合わせたモノを用意した。漢方は症状と生活スタイルに合わせたモノを一定期間飲めば、体質改善につながるといわれる。冷えにくい体づくりをサポートする。ヘルスケア事業部マーケティング部MD1チームの一員で中医学士・登録販売者である居原田耕平さんは「多くの女性は自身の体を温める力がなくなっている。原因を突き止め、漢方で対策し、体の動かしやすさを実感してほしい」と笑顔を見せる。
「冷え」という症状は風邪をはじめさまざまな病気の原因や初期症状となることが多く、温めることは健康への第一歩ともいえる。全ての女性を健康にすべく、温活市場は活発化している。
(文=門脇花梨)
