「最終的に車体製造の受託を目指す」(船井電機社長)
「この秋にもタイで内装用の樹脂部品を生産し、FOMMに供給する。当社の量産技術が、FOMMの事業拡大に貢献できる部分が大いにあると考えている。まとまった売り上げになるには2年程度かかる。最終的に車体製造の受託を目指す」
―米国の液晶テレビは販売台数が伸びているものの、営業損益は赤字が続きます。
「中国だけで1億台超の液晶テレビを生産する能力がある一方、米国と中国を合わせた17年の販売総数は約9500万台。供給過剰がたたり、信じられない安さでテレビが売られている。18年に入り(コスト高だった)パネル価格は下落した。米国は損益均衡になればいい。日本などで利益を出す」
―ヤマダ電機と組み、液晶テレビの独占販売を始めて1年近くたちます。手応えは。
「高精細のフルハイビジョン(HD)テレビは想定以上に売れているが、(フルHDの4倍の解像度がある)4Kテレビは目標に届いていない。そこで18年夏モデルは、手頃な価格の4Kを増やす。この領域は国内企業が手薄。事業自体は初年度から黒字を見込む」
―18年夏モデルは有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)テレビも投じます。
「額縁を薄くし、映像が浮き出て見えるテレビとなる予定だ。レコーダーを内蔵しているにもかかわらず、テレビの薄さも他社と遜色ない。技術力の高さを示す」
