長引く低金利…、生保各社の外債投資拡大が鮮明に
米長期金利上昇に伴って魅力が薄まる為替ヘッジ付き外国債の購入を抑えオープン外国債を積み増す動きもある。日本生命は18年度の約1兆円の新規資金のうち4000億円前後をオープン外国債の投資に充てる。
富国生命保険は収益性が低下したヘッジ付き外国債を減らしオープン外国債を積み増す。朝日生命保険はドル建てを中心にオープン外国債を1000億円増やす。
ドルの為替ヘッジコスト上昇は通貨分散の流れを加速させ、社債など高利回りが見込めるクレジット投資も拡大させる。住友生命保険の松本巌上席執行役員運用企画部長は「ユーロを中心に通貨分散を図る」と強調。明治安田生命保険は社債のほか、資産担保証券といったクレジット資産を増やす。
(文・小野里裕一)
