川崎重工が米国で鉄道保守事業に参入、貨物車両をモニタリング
貨物鉄道事業者は自前で20万キロメートル以上のレールを点検し、全体で年約6000億円のメンテナンスコストが発生しているという。川重はコストメリットを訴求し、サービス受注につなげる。
収集したデータは通信回線を利用して随時、データセンターに送信。データをビッグデータ(大量データ)解析し、劣化予測や適切なメンテナンス時期を提示する。鉄道事業者は専用の検測車や人が行っていた実地点検が不要になる。
川重の鉄道車両事業は北米、アジア、日本に向けた車両製造を主力とする。足元では安定収益が見込める保守サービスやメンテなどを強化している。メンテ事業全体で、2025年度に売上高100億円規模を目指す。
