テベス、上海申花移籍が決定! 世界最高年俸か…ACLで鹿島と対戦の可能性も

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 中国スーパーリーグの上海申花は29日、ボカ・ジュニオルスに所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。

 現在32歳のテベスは、母国アルゼンチンのボカ・ジュニオルスでプロキャリアをスタート。コリンチャンスを経て2006年に欧州へ渡ると、2007年からはマンチェスター・Uでプレーした。その後、マンチェスター・C、ユヴェントスを渡り歩き、通算でプレミアリーグを3度、セリエAを2度制覇している。同選手は2015年6月にボカ・ジュニオルスへ復帰。一時は2016年限りで現役を引退することを示唆していたが、中国へ渡ることとなった。

 なお、クラブから移籍金や年俸に関する発表はなかったが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは、テベスが世界最高年俸の週給72万ユーロ(約8900万円)を受け取ることになると伝えていた。

 加入先の上海申花は、今季のリーグ戦で4位。2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にはプレーオフラウンドから登場し、本大会出場となれば鹿島アントラーズと対戦することとなる。

 22日には上海上港がチェルシーからブラジル代表MFオスカルを獲得。テベスの移籍で中国クラブとしては今冬2度目の“爆買い”成功となった。