ローマのワルテル・サバティーニSDが、29日のアタランタ戦で0-2と敗れたチームについて、試合後に次のように述べた。

「我々はまだバルセロナ戦での大敗から立ち直っていない。今は悲劇的と言える状況だ」

それでも、サバティーニSDはルディ・ガルシア監督を擁護している。

「ガルシアに対する考えを変えたか? 彼は自分の仕事をうまくやっている。ラッキーじゃなかったんだ。非難されるべきは彼だけじゃない。我々全員だ」

「一人の責任にしようとする必要はない。監督はローマに残る。ローマにふさわしいからだ。我々は残念に思っている。だが、我々には挽回するだけの能力があるとも自覚している。この結果はバルセロナ戦を引きずったもの? ノーだ。今のチームは本来のクオリティーのプレーができていない。インターナショナルウィークに入る前の雰囲気は違った。我々は難しい時期を抜け出していたんだ。今はまた困難にある。明日から再出発しなければいけない」

「(エディン・)ジェコが前線で孤立しすぎ? 分からない。我々にはウィンガーが多く、全員がベストを出せるようにチョイスをするのは監督だ。ジェコのパフォーマンスを心配してはいない。彼はチームのためにとても犠牲を払っている。彼はフィニッシャーだが、プレーメーカーもできるんだ。私は過去に戻ってもまた彼を獲得したい」

ガルシア監督に反発しているグループがあるとの報道にも、サバティーニSDはこう述べた。

「選手たちが悪いプレーをして監督を追い出そうとしているとは思わない。我々は真面目なんだ。全員で一緒に仕事をしなければいけない。期限も最後通告もない。会長は12月9日に来る。BATEボリソフに勝って、チャンピオンズリーグでグループステージ突破を決められるように願うよ。だが、会長は監督をクビにするために来るわけじゃない」